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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨晩市場で非常に注目されていたパウエル新FRB 議長の議会証言がありました。
市場は大きく彼の発言に反応しました。
主な内容は以下の通り。

「米連邦公開市場委員会(FOMC)は、経済の過熱防止とインフレ率を持続的に2%の目標に向かわせることの双方で均衡をとっていく。」
「一段の緩やかな利上げが、FRBのインフレおよび雇用に関する二大目標達成において最善策。」
「FRBは、インフレ率が今年は前年比で上昇し、中期的に2%近辺で安定化すると予想している。]
「12月以降、データは経済が力強さを増していることを示している。」
「このところのデータでインフレは上昇するとの確信を深めている。」
「個人的な経済見通しは12月以降、強まった。」
「 FRBが後手に回り経済が過熱すれば、利上げペースを速める必要が出てくる。」

内容から見たらかなりタカ派と捉えられる内容でありこれで市場で今年4回の利上げを行う確率が25%超となりました(ロイター)。
これで米長期金利が上昇したことから米株式は約300ドル下落しましたが、ドル円は107.50を突破し市場のショートポジションのストップも付けて107.68まで跳ねています。

また後ほど。

再びおはようございます。

107.68まで金利上昇でストップも巻き込んで跳ねたドル円でしたがすぐに107.45以下に叩き落とされその後の揉み合いでも107.60は2度と取れず107.28レベルまで下落。
戻りは107.43が重たくなって107.33でNY引けとなっています。

今朝も先に107.319売りまで下げたあとつい先ほど107.442買いまで買いましたが、現在は107.42レベルで揉み合いとなっています。
午後10時半の段階で107.230まで上げていたので市場のショートが苦しくなっていました。
それでも事前に配布された議会証言テキストの内容は大きなインパクトがあったとはいえず逆に107.23から106.95までドル円は下がる動きになっていました。

パウエル証言期待のドル買いが出始めて損切りを引っ張りだした展開となって107.25越えへ。
質疑応答で「個人的な経済見通しは12月以降、強まった。」との発言があったことで金利が敏感に反応。
0:40AM、2.857%レベルから2.923%まで10年債利回りが上昇したことでドル円は107.40越えから並んでいたストップを引っかけた展開となっています。

さて107.20以下107.00は底固くなるのか日経平均株価の動向を見つつ押し目買い対処したいと思います。
107.68高値から伸びなかったように108.00にかけて実需のドル売りがかなり厚く入っていると思われるので飛び付き買いは避けたいと思っています。
本日もよろしくお願い申し上げます。
107.55‐60ぐらいに軽く昨晩のロングのしこり(パウエル飛び付き買い)があるかもしれないので値動きによっては打診売りも念頭に置いて見て行きたいと思います。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本     1月小売業販売額
08:50  日本     1月百貨店・スーパー販売額
08:50  日本     1月鉱工業生産
09:00  ニュージーランド  2月NBNZ企業信頼感
09:01  イギリス   2月GFK消費者信頼感調査
10:00  中国     2月製造業購買担当者景気指数
14:00  日本     1月新設住宅着工戸数
15:00  南アフリカ  1月マネーサプライM3
16:00  ドイツ    3月GFK消費者信頼感調査
16:45  フランス   2月消費者物価指数
16:45  フランス   1月消費支出
16:45  フランス   10-12月期国内総生産
16:45  フランス   1月卸売物価指数
17:00  スイス    2月KOF景気先行指数
17:55  ドイツ    2月失業者数
17:55  ドイツ    2月失業率
18:30  南アフリカ  1月卸売物価指数
19:00  ユーロ    2月消費者物価指数
19:00  日本     外国為替平衡操作の実施状況
21:00  南アフリカ  1月貿易収支
21:00  米国     MBA住宅ローン申請指数
22:30  カナダ    1月鉱工業製品価格
22:30  カナダ    1月原料価格指数
22:30  米国     10-12月期四半期実質国内総生産
23:45  米国     2月シカゴ購買部協会景気指数
24:00  米国     1月住宅販売保留指数


注目のパウエル新FRB議長の議会証言により米長期金利は上昇し株価が下落に転じた。
その内容はそれ程サプライズでもないものの、市場はタカ派的と受け止めた。

昨日の東京市場は前日のNY株式市場の上昇を受け日経平均株価が堅調な地合いで始まったもののドル円は107円を挟んだもみ合いに終始。
この日はパウエル新FRB議長の議会証言を控え慎重な動きが目立った。
欧州市場も同様に動意が乏しい中でNY市場は始まった。

最初に発表された米1月耐久財受注は-3.7%と予想の-2.0%を下回ったが反応は見られず。
その後発表された米2月消費者信頼感指数は130.8と予想の126.5を大きく上回るなど景気拡大の強さを示すものとなった。

注目のパウエル新FRB議長の議会証言の内容。
「米経済は堅調で更なる段階的な利上げが最善」「12月FOMC以降のデータ、経済の強化を示唆」「インフレに対する信頼は強くなっている」と発言。
これまでのイエレン議長の政策を踏襲するものとなった。
市場は改めて利上げに前向きな姿勢をタカ派的と受け止めた。
また、今回の株価急落に対しては「現時点では景気見通しに大きな影響はない」とするなど、市場の懸念していた点でもやや強気ともとれる内容となった。

これを受け米長期金利は一時2.9%に上昇しドルが全面高。
一方、株式市場は三指数ともに下落したことでリスクオフの円高が進んだが、最終的にドル高の勢いが上回った。

株価は前日の上昇幅を下回るもので一時的なリスクオフの円高と考えられるが、今後の利上げ回数はこれまでよりも上回る期待が高まる。
結果的にドル高の流れは継続とみられる。

パウエル新FRB議長の議会証言というイベントも終了したことで徐々にリスクオンの動きが強まりそうだ。
まだ不安定な動きは残るものの徐々に各市場の振れ幅が縮小してくることでドル円の底堅さも継続とみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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