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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日朝方の110.34高値が嘘のようなNY108.97安値でした。
ほとんど大きな調整もないままドルロングの投げ(円ショートの投げ)と短期勢の売り仕掛けで109.50を午後8時ぐらいに突破しました。
109.40レベルには買いオーダーもあったようで2回ほど109.58-60まで反発がありましたが売り遅れた連中の戻り売りで綺麗に潰されて109.20割れ。

明らかにまとまった買い玉はありましたがとにかく戻りが鈍い。
午前1時半ぐらいに109.00をやってその後午前2時過ぎに戻しても109.27止まり。
3時過ぎから勢いをつけて108.97まで売りこみました。
109.00や109.00割れには明らかに買い玉が入っていて値は飛ばず、売りこんだ向きが慌ててショートカバーに走った感じでした。

その後寝てしまいましたが、午前4時過ぎでも5~6回は109.00割れトライがあったようですが崩せずに109.24へ。
NY引けは109.22でした。
その後シドニーで109.15割れを攻めて失敗。
109.339まで109.27-28から損切りで買い上がる動きが出ましたが9時からいきなりドル売りとなって(本邦実需?)109.236まで下げています。

昨晩の激しいドル売りの要因としてはやはりムニューシン米財務長官のドル安容認発言。
これは通常は短期・長期の観点からバランスを取る発言になる以前からの言い回しですが、昨日はドル安面しか伝わらなかったから起きた現象。
更にこの背景にはトランプ大統領の通商問題があります。

輸入太陽電池・太陽光パネル・洗濯機に対し米製造業保護のためのセーフガードを発令。
初年度30%の追加関税を課したことで保護貿易主義台頭が円高をイメージさせたこと、ロス商務長官の「さらなる関税措置が講じられるだろう」との発言がドル売りを加速させたと思われます。

108円台は機関投資家にとって本来待ち望んでいた水準でもありドル買いが厚そうな気配。
一旦は短期投機筋のドル売りポジションの巻き戻しで109.40台アッパーも有りうべしですが、そこは一回引きつけて売ってみたいです。
利食いは109.00割れの手前で。ストップは109.70でイメージします。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

06:45  ニュージーランド  10-12月期四半期消費者物価
08:50  日本     前週分対外対内証券売買契約等の状況
16:00  ドイツ    2月GFK消費者信頼感調査
18:00  ドイツ    1月IFO企業景況感指数
18:30  南アフリカ  12月卸売物価指数
21:45  ユーロ    欧州中央銀行(ECB)政策金利
22:30  ユーロ    ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
22:30  カナダ    11月小売売上高
22:30  米国     前週分新規失業保険申請件数
24:00  米国     12月新築住宅販売件数
24:00  米国     12月景気先行指標総合指数


ドルの下落が続く中で ムニューシン米財務長官がドル安を容認する発言が飛び出し、ドルは全面安となりドル円は一時108円台まで下落した。

昨日の東京市場では前日からのドル売りの流れを継いでドル円は110円前半で始まった。
ドルは対円だけではなく対ユーロやポンドなどに対してもドル売りが強まる中でドル円は110円を割り込み昨年9月以来の109円台をつけた。

欧州市場が始まったところでムニューシン米財務長官が「ドル安は貿易にとって良いことだ」と発言したことが伝わるとドルは全面安となりドル円はNY市場にかけて109円を割り込み108円台に突入。
ユーロやポンドも一気に対ドルで値を伸ばした。

ムニューシン米財務長官の発言はダボス会議にトランプ大統領が出席し「アメリカ・ファースト」を掲げる布石とした発言と考えられる。
長官はこれまで「強いドルは米経済の強さを示すもの」とし長期的には強いドルを支持しているものの、短期的にはドル安を容認する姿勢を示した。

NY時間に発表された米12月中古住宅販売件数は予想を下回ったものの、在庫不足と価格の上昇が要因であり景気の強さを示すものだ。
また、17年通年で見ると+1.1%と11年ぶりの高い水準となる。
強いアメリカだからこそ自国通貨を安くできるということかもしれない。

本日はECB理事会が開かれるが、ドラギ総裁がユーロ高に対するけん制的な発言を行う可能性が高い。
しかし、ドル安に勢いがついていることから口先介入でこの流れを止めることは難しいとみる。
目先は底が割れたようなドル安の流れについていくことにする。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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