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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

まぁ、為替は乱高下、らんこるげでございました。

朝方109.48まで仲値で買い上がった後、108.74まで午後3時半に下落。109.26までショートカバーで戻すも欧州勢が参入してからグイグイとドル円を押しこんで再び109.00割れへ。
ドラギさんがユーロ圏の景気回復に自信を示したことからユーロドルは1.24台前半から1.2538までロケット状態!ドル円は連れて108.63へ反落。
109.14まで巻き戻された後、再びドル売りの流れが強まり分厚い買いオーダーを潰して108.50まで午前3時半にタッチ。

しかしドラマはここから。トランプ大統領の「ドルはより強くなる」「最終的には強いドルを望む」発言が伝わるとドルを108前半まで売り潰すような展開だった市場にとって思いっきり冷水を浴びせられて爆死。
109.70まで今度はドル円がロケット!1.2480から1.2364までユーロドルが沈み、強烈な損切り・往復ビンタ相場となりました。
ご丁寧にムニューシン財務長官の『弱いドルは短期的に貿易に有利、長期では堅調を確信」という以前からの発言も流れて市場はゲンナリ・・・・。
強烈なパイルドライバーでしたね。
マットを突き破ってしまうタイガーマスク状態でした。

まあ、LNのインターバンクはユーロでドラギに担がれ、NYのインターバンクはトランプに落とされて大やられだったでしょう。

さて、108.50は幻のレートになるのか、どうか。ただし110円台は重たく通商問題で圧力を強める米政府の姿勢がやはり円買い圧力を強くするように見えますね。
ねっこで残っている円売りポジションがドルの戻りでなんとか止めたいと願っているはずですしトータルで見てドル円の上値は重たいと考えます。

109.85‐110.00で戻り売り。109.30-20で買い戻すような回転をイメージします。
本日もよろしくお願いいたします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:30  日本     12月全国消費者物価指数
08:30  日本     1月東京都区部消費者物価指数
08:50  日本     12月企業向けサービス価格指数
08:50  日本     日銀・金融政策決定会合議事要旨
11:30  シンガポール  10-12月期四半期失業率
16:45  フランス   1月企業景況感指数
16:45  フランス   1月消費者信頼感指数
18:00  ユーロ    12月マネーサプライM3
18:30  イギリス   10-12月期四半期国内総生産
22:30  米国     12月耐久財受注・輸送用機器除く
22:30  カナダ    12月消費者物価指数
22:30  米国     10-12月期四半期実質国内総生産
23:00  日本     黒田東彦日銀総裁、発言


ムニューシン米財務長官のドル安容認発言でドルは全面安となる中でECBのドラギ総裁は通貨安競争に懸念を表明。

一方トランプ大統領が突然ドル高を容認するような発言を行い市場は混乱に陥るなど、相場は波乱含みの様相を呈してきた。

昨日の東京市場では前日のムニューシン米財務長官が短期的なドル安を容認する姿勢を示したことを受けドル円は109円を割り込み日経平均株価は大幅安となった。

欧州市場ではECB理事会が開かれたが声明はほぼ予想通りとなり市場の反応は限られた。
ドラギ総裁の記者会見では「景気の勢いは欧州経済の前向きな成長のサプライズを引き起こす可能性がある」と発言するなど好調な欧州経済を示したことでユーロ買いに反応。

年内の利上げの可能性を否定したがユーロ売りへの反応は見られなかった。
注目の為替コメントでは「ECBは為替レートを目標にしていない」「ユーロの上昇はユーロ経済が一つの理由」とする一方で「委員会のメンバーは米国の口先介入に懸念」、「ユーロは誰かのせいで上昇した面もある」など、ムニューシン米財務長官への懸念を示した。

米欧の通貨安競争を寧ろ止めたいという姿勢が伺えたがユーロ高を抑えるまでには至らなかった。
しかし、その後トランプ大統領が「ムニューシン米財務長官のドルに関するコメントは文脈が無視されている」「最終的に強いドルを望む」と発言したことで一転。
ドルの買い戻しが一気に入りドル円も109円台に押し戻されている。

ダボス会議でトランプ大統領は赤字を減らすべく貿易不均衡是正を訴えるとみられることから、ドルを安く誘導することができるという脅しをかけてきたようにも見える。

一方で弱いドルが進むようなら海外からの投資を呼び込めなくなるというジレンマが見え隠れする。
ムニューシン米財務長官とトランプ大統領の発言が異なるということはあり得ないことだけに、為替発言はダボス会議での各国への牽制とも受け止められる。

当局者の為替への言及は禁じ手でもあり、それはドラギ総裁も「我々は通貨安競争を禁じられている」と発言。
これらから考えると今後本格的な通貨安競争に発展する可能性は低いとみる。
ただ、それ以前にドル売りが続いており当面はドルの戻りも限定的となりそうだ。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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