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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日は朝方から輸入、特に小口の買いと思われるドル買い(海外リーブオーダーをディーリングルームに直接依頼できない先)が朝方からコンスタントに出ていたと思われ、仲値ベースが110.83、110.85で決めた邦銀大手は午後3時まではその仕切に追われて顧客カバー、および今後午後3時までに発生する輸入予約を見込みでカバーするドル買いで110.83以下には全く下がりませんでした。

しかし午後3時半ぐらいから110.83が潰れて110.80も割れて110.75割れまで下落。
戻りが重たくなって午後4時、瞬間的に戻した110.89が戻り高値となりました。
これは1.2283で高値を付けた後、1.2265から1.2216まで急落したユーロドルの影響でした。

独社会民主党(SPD)が連立協議を拒否したことでそれまでの買い材料が消えてしまい一気にユーロドルのストップ的な売りとなったもの。
1.2266まで戻す場面もありましたがその後ECB関係者から「来週のECB理事会でフォワードガイダンス見直しが先送りされ3月となる見込み」との発言で続落し安値は1.2196までNY市場でタッチしました。

NY参入前に110.60まで緩んでいたドル円でしたが、このユーロドルの急落があっても米株式の上昇(ダウ26000ドル)があっても110.88までしかドル買いとならず、株式の反落に連れてドル円は下落に転じました。
午前2時半ぐらいにワイトマン独連銀総裁が「債券買い入れの打ち止めが適切」と発言したことでユーロ金利上昇思惑からユーロ買いとなって1.2281まで全値戻しする荒っぽい展開となりましたが、このドル売りに連れてドル円は前日安値である110.33を割って安値を更新。
110.25までタッチして110.46で引けています。

今朝方は110.489まで戻したあと110.263売りまで売り攻めがありましたが、安値更新はならず。
下値のストップを付けに行った短期勢の買い戻しで110.40レベルまで戻しています。

さて上値が一段と重たくなってきました。
昨日の動きでも111円まで戻れない展開で、買いたい輸入は昨日小口を含めて買ってしまったので、本来買いたい水準は本日は110.30以下であって、本日買い上げる気はないでしょう。
高値で捕まっている円売りポジションを抱えている連中がオファーを垂らしてきそうで110.60から既に重たい気がします。

戻り売りでイメージし110.25‐15はあまり突っ込まずに110.15‐05は利食い千人力で。
110.50台後半を売った場合のストップは110.85でイメージします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本     11月機械受注
09:30  オーストラリア  11月住宅ローン件数
19:00  ユーロ    11月建設支出
19:00  ユーロ    12月消費者物価指数
20:00  南アフリカ  11月小売売上高
21:00  米国     MBA住宅ローン申請指数
23:15  米国     12月鉱工業生産
23:15  米国     12月設備稼働率
24:00  カナダ    カナダ銀行 政策金利
24:00  米国     1月NAHB住宅市場指数
28:00  米国     米地区連銀経済報告
30:00  米国     11月対米証券投資


連休明けとなるNY市場で株式市場が大幅高から一転しマイナスに転じた。
また、ユーロの上昇も一服感が広がるなど流石にスピード調整的な動きが見られ始めている。

昨日の東京市場では日経平均株価が大きく上昇したことを受けドル円は110円前半から111円近くまで上昇した。
欧州市場ではドイツの12月卸売物価指数が前回より下回ったこともあり久しぶりにユーロ売りが先行。
この結果ドルの買い戻しの動きもありドル円も底堅い動きで推移。
連休明けとなるNY市場でNYダウは企業決算への期待から大幅高で始まると米長期金利も上昇。

また、フランス中銀総裁が「ユーロ高は輸入物価を押し下げる」との発言もありユーロ売りが加速した。
しかし、ドル円の買いには繋がらず横ばいの動きが続いた。

その後ロシア疑惑の進捗などの噂やNYダウが節目の2万6千ドル台を抜いたところで利益確定の売りが強まり三指数ともに下落に転じるとドルは再び全面高に転じた。
ドル円も株安や金利低下の動きから110円25銭まで下落するなどネガティブ材料にだけ反応するなど上値の重い展開が続いている。

しかし、NY株式市場がここにきて乱高下した結果最終的にマイナスで終了。
ユーロドルも急速な上昇に対する牽制ともとれる発言が出たことで上値が抑えられた。
ユーロ高ドル安のトレンドは継続するようだが一先ず全般に調整の動きがみられる。
今日はユーロ圏の12月消費者物価指数が発表されるがネガティブな指標に反応しやすくなっており一段のユーロ安に繋がる可能性がある。

また、今日はカナダ中銀の政策会合が開かれ利上げが予想されており市場の波乱要因になるかもしれない。
利上げはほぼ織り込んでいるものの、カナダドル買いが進んだときに米ドルへの影響を見極めたい。
もし、ドル安に反応しないようならドル全般に調整的なドル買いが強まる可能性があり注目したい。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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