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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

先週金曜日のドル円はアジア市場でショートに傾いていたため欧州時間にショートカバーでじわじわと111.43高値をタッチしました。
夕方5時半過ぎ、1.2080からストップ的な買いで吹き上がり1.2140手前まで上昇したユーロドルの買い(ドル売り)でドル円は上値が重たくなって111.20割れからアジア時間と逆にロングのストップが炸裂。

111.00割れを強く意識した値動きとなりましたが攻め込んでも111.15手前や、111.10手前まで跳ね返され神経質な動きに。
4回目のトライでやっと110.98までタッチ。
しかし111.00割れの達成感に加えて午後10時半に発表された米12月コア消費者物価指数が前月比+0.3%、前年比+1.8%となって、前月発表された+0.1%、前年比+1.7%から上昇したことで、再びショートの損切りとなって111.70まで吹き上がる展開に。
2.545%レベルから一気に米10年債利回りも2.595%手前まで吹き上がる垂直上昇でした。

しかし米金利は実は午後10時50分には既に下落に転じており追いかけるようにドル売りに。
111.30‐55で激しく揉み合いましたがクリアに111.30が割れて下がり始めて今度は逆にロングのストップを引っかけて111.00を再びトライするという『普通だったらあまりイメージできない動き』となって安値は110.92タッチ。

これは1.2160を上に抜けて日通し高値を更新したユーロドルの影響が大きかったと思われます。
ユーロドルはなんとそのまま1.2200も突破して高値は1.2218までタッチして1.2200でNYは引けています。
ドル円はその後110.95-111.05をコアにした揉み合いとなって111.02で越週しました。

110.85近辺のサポートが割れたら110.50はマイナーサポート。
109.80‐110.00は非常に強いサポートです。
今日は111.15-25から上に並ぶ戻り売りをこなせるのか。
2018年に入って6営業日が過ぎた本邦輸出さんですが今週には今年に入ってから通関・船積み・保険・書類完成という一連の輸出事務が完成して銀行に輸出手形買い取りを持ち込んでくる先が増えると思うので、仲値が上がらない要因となります。
値動きを見ながら引きつけてドルの売り場探しから入りたいと考えています。

今週もよろしくお願いいたします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    12月マネーストックM2
09:01  イギリス  1月ライトムーブ住宅価格
19:00  ユーロ   11月貿易収支


先週は日銀金融政策の転換が近いとの見方や中国による米国債売却への思惑などからドル売り円買いの動きが強まった。

先週は日銀が超長期債の買い入れ額を減らしたことを受け、市場は日銀が金融政策の正常化に動き出すのではといった思惑から円買いが進んだ。
また、中国が米国債の購入ペースの減速や中断の可能性を示唆したことで米長期金利は上昇しドル売りが強まった。

一方で好調な米国経済を背景にNY株式が上昇。
また、中東問題や厳冬を背景に原油相場は上昇するなどリスクオンの動きが強まった。
本来リスクオンの動きが高まれば円売りに反応したものが寧ろ上昇。
米長期金利が上昇すればドル高に繋がるところがここにきて異なる動きをするなど各市場の連動性の低下が目立った。

また、ユーロやポンドが再び急速に上昇しドル売りを促した。
ユーロはECB議事要旨がタカ派的な内容となったことで買いが進み、週末にはドイツのメルケル首相とSPDが暫定合意に達したことから上昇が加速。
ドル売りが進みドル円は111円を一時割りこむ場面も見られた。

今週はこの流れを継いでドル安円高の動きが継続する可能性が高いものの、市場は思惑だけで動いている。
月曜日には黒田日銀総裁の会見が予定されており、改めて緩和政策継続姿勢が示されるようなら円高の反動が高まるとみる。

今週は米企業決算発表が相次ぐ中で減税法案への期待で史上最高値を更新してきた株式市場の利益確定売りが入るとの見方もある。
しかし、今月にはトランプ大統領はインフラ投資計画を発表するなど更なる買い材料が続く中で株価の下落は調整の範囲に収まるとみてよいだろう。
一方、バブル気味に買われ過ぎていた米長期債の売りは中国の動向をきっかけに売りの勢いが加速するか注目。

日銀のテーパリングや中国の米債売りといった市場の思惑が先行した相場も長くは続かない。
米大型減税法案の実施やインフラ投資によりFRBの利上げペースが加速する可能性は高くドル高の動きは継続するとみる。
日銀も緩和政策を改めて示すことでドル円やクロス円の反発する可能性が高まりそうだ。
ドル円やクロス円の底値が固まり反発に転じる時は中長期のポジションを仕込む絶好の買い場となるかもしれない。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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