PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日のドル円は9時オープン後の112.78高値から111.27まで約1円50銭下落、この影響でユーロ円も134.55から133.09とほぼ同幅、ポンド円は152.59レベルから150.37レベルと約2円20銭も下落しました。
一日を通して円買い圧力が強かった訳ですが、いくつか理由がありました。

一つ目は9時オープン直後から本邦輸出の売り玉がバラバラと出始めていたことや円売りで捕まってる海外の投資家やファンドが諦めてポジションの巻き戻しをしてきたと思われる売りが東京仲値直前で出て112.60台から112.17まで急落したことがあげられます。
これで昨日のセンチメントがドル売りに傾き戻り売りを行う参加者が急激に増えて、更に下値に入っていたストップロスを引っかける展開となったこと。
133.95安値を割り込んだユーロ円のストップが112.40までドル円を戻れなくさせてそのまま下落。
ドル円は111.76、ユーロ円も133.47まで下落させたこと。

二つ目がブルームバーグ通信の報道でLN時間午前10時半ごろ(日本の午後7時半位)に「中国の当局者が米国債は投資の魅力が低下しているとの見方を示した」と流したため、ドル円は111円65-70にあったサポートを下抜けして一気に111.30レベルまで下落しました。
この揉み合いで午後9時過ぎに111.27までタッチしていますが、背景にあったのは明らかに昨日の日銀の長期債買いオペ金額の減額(資金供給の減少=金利上昇、え?ついに金融緩和方針から引き締めに切り替えるの?という先走った一部参加者の読み)があったことは間違いありません。

ニュースで米債利回りが上がると考えた参加者が111.883まで最初ドル買いの反応をしましたが、ドル売りに転じるなど乱高下となりました。
米10年債は2.544%ビッドレベルから一気に2.595%まで吹き上がりましたが、その後10年債リオープン入札が好調だったことで2.54%台まで低下し、行って来いとなって、ドル円相場も112.30-65で揉み合いとなりちょうど中間の111.43でNYは引けています。

これで更に上値が重たくなって目先は111.65‐70にかけて売りが並ぶ可能性が出てきました。
ただし日銀のスタンスがテーパーリングを意識したものではないと発言されたら一気に戻る可能性を秘めています。
いつかは踏み出さなければならないことですが、年末年始ドル高期待で市場に溜まったドルロングポジションの巻き戻し要は損切りが中心で下げてきている相場と考えています。

111.20以下ストップもあれば買いオーダーもあるはず。
111.00割れはなかなかしんどいだろうなとは思いますが、もし割れたら110.85がサポートイメージで見ています。
本日所用で席をはずします。ツイートは少ないと思います。
午後2時~3時戻り予定です。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本     12月外貨準備高
09:30  オーストラリア  11月小売売上高
14:00  日本     11月景気先行指数
14:00  日本     11月景気一致指数
19:00  ユーロ    11月鉱工業生産
21:30  ユーロ    欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
22:30  カナダ    11月新築住宅価格指数
22:30  米国     12月卸売物価指数
22:30  米国     前週分新規失業保険申請件数
28:00  米国     12月月次財政収支


前日に日銀の政策調整への思惑から円高が進んだ動きが昨日も継続。
更に中国の米債投資への消極的な姿勢が示されたことでドル安が進みドル円は111円台に下落した。

昨日の東京市場でドル円の売りが継続し112円前半まで下落。
前日に日銀が超長期債の買い入れを減額したことで市場は緩和政策変更への思惑が広がった影響がこの日も広がった。

欧州時間には中国当局者が「米国債は魅力的ではないように見える」「購入ペースの減速や中断を判断」との報道を受けドルは全面安となりドル円は111円前半まで下落幅を拡大した。

NY市場では米長期金利が一時2.6%付近まで上昇したことでNY株式市場が三指数ともに下落。
その後長期金利は落ち着きを取り戻すと上昇前のレベルである2.54%に押し戻され株価も下落幅を縮小。
ドル円も111円前半で小幅反発して引けている。

日銀金融政策調整への思惑で日米欧長期金利上昇への懸念が燻る中で中国の米債発言が重なり過剰に反応したと思える。
日銀はこれまで何度も超長期債の買い入れを減額しており、緩和政策姿勢に変化はなく市場の思惑だけが先行。
中国もこれまで米国債の購入を中断したことも何度かあった。
今回も市場の思惑だけが先行し過ぎておりこの動きは一時的なものとみる。
ただ、それだけ市場は神経質になっているということだろう。
年が改まったことで市場の方向感を探る動きは暫く続きそうだ。




みんなのFX

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資
 家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!

| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

FX係長 FX係長