小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
昨日のマーケットはかなりインターバンクがやられたような相場ではないかと思います。
まず長期債オペで円金利が上がって急落ということ自体、債券ディーラーなら当たり前でしょうが、ずっと長期債利回りに張り付いている連中以外にはすぐには反応しづらいです。
私もロングを取ったあと、ずるっと下がって最初はユーロ円の売りか?と思った位でその後にロイターで確認出来たのはちょっと時間が経ってました。
112円台を売ることは損切りだったら元気よく売れますが、112.80‐85が潰れるまでは前に跳ね返されているので躊躇するはず。
112.80割れの後の戻りは売りやすいでしたが、112.59で止まって112.70手前まで跳ね返された時には突っ込み売りは切っているはず。
その後下攻めの雰囲気むんむんで112.65‐55で売りまくって、買いオーダーを潰し112.50割れをイメージして売った連中、112.55‐67で売り向かった連中は112.70越えから撤退に次ぐ撤退。
満を持して新規で112.80近くから売った連中も112.96まで手繰られて結構切らされているはず。
次に落ちた時、112.70‐75で止まるかと思ったら112.50まで下げてこれは、安値更新と見て売ってまた捕まった短期勢多かったと思います。
112.78まで買い戻されてその後の下落でやっと112.36までタッチ。
しかし戻り売りした連中は今朝方の112.70越えのショートカバーで切らされている人もいるはずです。
上手く回転すれば美味しく取れる相場ですが、そんなに上手くいかない。
勝ちを吐いてマイナスになってしまった連中も結構いそうな相場です。
さて本来なら今日は年末年始で溜まった輸入決済が持ち込まれて仲値不足になる日なのですが、昨日慌てて本邦輸出が売ったように今日も輸出の売りが持ち込まれたり、昨年末からドル買い仕掛けで臨んだ連中が諦めて損切りをかけてきたりで上値も重たく仲値近辺は乱高下するかもしれません。
112円台後半は戻り売りでイメージして112.40以下の利食い場を待つような回転でしょうか?
ストップは113.20で。突っ込み売りはせず、売りは戻りを待ちたいと考えます。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
10:30 中国 12月生産者物価指数
10:30 中国 12月消費者物価指数
16:45 フランス 11月鉱工業生産指数
18:30 イギリス 11月鉱工業生産指数
18:30 イギリス 11月製造業生産指数
18:30 イギリス 11月貿易収支
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
22:30 カナダ 11月住宅建設許可件数
22:30 米国 12月輸入物価指数
22:30 米国 12月輸出物価指数
24:00 米国 11月卸売在庫
日銀金融政策の出口戦略期待から欧米の長期金利が上昇したことで円は全面高となった。
昨日の東京時間に日銀が超長期債の買い入れオペで買い入れ額を前回から減らしたことでテーパリング期待が高まり円は上昇。
ドル円は113円を割り込み112円ミドル近辺に下落。
欧州市場に入ると米長期金利が上昇したことからユーロやポンドなどが一斉に下落。
同時にドル円も113円近くまで上昇。
しかし、その後欧米と日本の金利差が縮小するとの見方からクロス円の売りが一斉に強まるとドル円も再び下落。
NY市場で米長期金利が更に上昇を加速し株式市場も三指数ともに史上最高値を更新したもののドル円の下落は止まらず112円37銭まで下落した。
原油価格も63ドル台を付けるなど3年1か月ぶりの高値を更新。
本来であれば米金利上昇によるドル高とリスクオンの円安が進んでもおかしくはないが、この日は円高がドル高を上回る動きとなった。
日銀が超長期債の買い入れオペの買い入れ額を減額するといったことが過去何度かあり、これがテーパリングを意味するということはない。
しかし、市場が反応したということはポジションの巻き戻しのきっかけを待っていたといえる。
これは一時的なもので、ポジション調整が一巡すれば再びドル高円安の動きに戻るとみている。

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資
家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
昨日のマーケットはかなりインターバンクがやられたような相場ではないかと思います。
まず長期債オペで円金利が上がって急落ということ自体、債券ディーラーなら当たり前でしょうが、ずっと長期債利回りに張り付いている連中以外にはすぐには反応しづらいです。
私もロングを取ったあと、ずるっと下がって最初はユーロ円の売りか?と思った位でその後にロイターで確認出来たのはちょっと時間が経ってました。
112円台を売ることは損切りだったら元気よく売れますが、112.80‐85が潰れるまでは前に跳ね返されているので躊躇するはず。
112.80割れの後の戻りは売りやすいでしたが、112.59で止まって112.70手前まで跳ね返された時には突っ込み売りは切っているはず。
その後下攻めの雰囲気むんむんで112.65‐55で売りまくって、買いオーダーを潰し112.50割れをイメージして売った連中、112.55‐67で売り向かった連中は112.70越えから撤退に次ぐ撤退。
満を持して新規で112.80近くから売った連中も112.96まで手繰られて結構切らされているはず。
次に落ちた時、112.70‐75で止まるかと思ったら112.50まで下げてこれは、安値更新と見て売ってまた捕まった短期勢多かったと思います。
112.78まで買い戻されてその後の下落でやっと112.36までタッチ。
しかし戻り売りした連中は今朝方の112.70越えのショートカバーで切らされている人もいるはずです。
上手く回転すれば美味しく取れる相場ですが、そんなに上手くいかない。
勝ちを吐いてマイナスになってしまった連中も結構いそうな相場です。
さて本来なら今日は年末年始で溜まった輸入決済が持ち込まれて仲値不足になる日なのですが、昨日慌てて本邦輸出が売ったように今日も輸出の売りが持ち込まれたり、昨年末からドル買い仕掛けで臨んだ連中が諦めて損切りをかけてきたりで上値も重たく仲値近辺は乱高下するかもしれません。
112円台後半は戻り売りでイメージして112.40以下の利食い場を待つような回転でしょうか?
ストップは113.20で。突っ込み売りはせず、売りは戻りを待ちたいと考えます。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
10:30 中国 12月生産者物価指数
10:30 中国 12月消費者物価指数
16:45 フランス 11月鉱工業生産指数
18:30 イギリス 11月鉱工業生産指数
18:30 イギリス 11月製造業生産指数
18:30 イギリス 11月貿易収支
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
22:30 カナダ 11月住宅建設許可件数
22:30 米国 12月輸入物価指数
22:30 米国 12月輸出物価指数
24:00 米国 11月卸売在庫
日銀金融政策の出口戦略期待から欧米の長期金利が上昇したことで円は全面高となった。
昨日の東京時間に日銀が超長期債の買い入れオペで買い入れ額を前回から減らしたことでテーパリング期待が高まり円は上昇。
ドル円は113円を割り込み112円ミドル近辺に下落。
欧州市場に入ると米長期金利が上昇したことからユーロやポンドなどが一斉に下落。
同時にドル円も113円近くまで上昇。
しかし、その後欧米と日本の金利差が縮小するとの見方からクロス円の売りが一斉に強まるとドル円も再び下落。
NY市場で米長期金利が更に上昇を加速し株式市場も三指数ともに史上最高値を更新したもののドル円の下落は止まらず112円37銭まで下落した。
原油価格も63ドル台を付けるなど3年1か月ぶりの高値を更新。
本来であれば米金利上昇によるドル高とリスクオンの円安が進んでもおかしくはないが、この日は円高がドル高を上回る動きとなった。
日銀が超長期債の買い入れオペの買い入れ額を減額するといったことが過去何度かあり、これがテーパリングを意味するということはない。
しかし、市場が反応したということはポジションの巻き戻しのきっかけを待っていたといえる。
これは一時的なもので、ポジション調整が一巡すれば再びドル高円安の動きに戻るとみている。

家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!
| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑