PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

東京の朝方110.94まで売り込まれたドル円でしたが、機関投資家や輸入の買いにぶつかって一気に111.33まで押し戻されました。
午後2時前に111.134まで押しこみましたがここまででその後は戻り売りを吸収しつつゆっくりと午後7時過ぎに111.383まで戻す展開に。

NYに入ってから米10年債利回りが2.336%から2.32%へ低下したため、ドル円は111.153まで売りこまれましたが、市場がショート気味で推移していたこともあって午前0時過ぎに111.47へ。
その後再びドル売りが強まって111.09レベルまで下落。
しかし、午前3時前に欧州連合(EU)と英国がEU離脱に伴う清算金で合意したとの英FT紙とテレグラフ紙の報道を受けてポンドドルが1.33706ドルまで上昇、ポンド円も148.953円まで上昇したことに連れてドル円も111.44レベルまで上昇。
しかし英国政府が、合意報道を否定し、ポンドが急落し、ポンド円も下落したためドル円も連れ安となって111.06安値をタッチ。

その後北朝鮮がミサイルを発射したが(午前3時半)ドル円の下落は僅かに留まりその後上院予算委員会が税制改革の修正法案を採決するとの報道で、ドル買いとなって111.64までタッチして111.47でNYは引けています。

北朝鮮のミサイル発射でもダウは力強く上昇し23836.71 +255.93となっています。
今日は112円手前の上値抵抗帯を探る展開でしょうか?
下値は111.20‐15が固くなった感じです。
ミサイル発射でもドル円は下がりませんでした。
110円台後半の底固さと112円台ミドルの上値の重たさでしばらく綱引きしそうな感じですね。

引きつけて111.95‐112.10ゾーンで売りをイメージしてみます。
ストップは112.30レベルで。利食いは111.35以下で。
本日もよろしくお願い致します。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本     10月小売業販売額
08:50  日本     10月百貨店・スーパー販売額
15:00  南アフリカ  10月マネーサプライM3
16:45  フランス   10月消費支出
16:45  フランス   7-9月期国内総生産
18:30  イギリス   10月消費者信用残高
18:30  イギリス   10月マネーサプライM4
19:00  ユーロ    MBA住宅ローン申請指数
22:00  ドイツ    11月消費者物価指数
22:30  米国     7-9月期四半期実質国内総生産
23:00  イギリス   カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
24:00  米国     10月住宅販売保留指数
28:00  米国     米地区連銀経済報告


昨日のNY時間にはドル円にとっては好材料と悪材料とが交錯する中でドル円は111円の底固めができるか重要な局面に差し掛かっている。

昨日の東京市場では前日のNY市場の流れを継いでドル円は111円前半で始まった。
日経平均株価がマイナスに落ち込むとドル円も一時110円台に割り込む場面も見られたが110円台での買い意欲もあり辛うじて111円台を保った。
欧州市場では特に材料もなくこの日のNY市場でのパウエル次期FRB議長の議会証言や経済指標待ちとなった。

この日発表された米9月ケース・シラー米住宅価格指数は6.2%と予想の6.0%を上回った。
これは14年6月以来の高い水準となる。
その後発表された11月消費者信頼感指数も129.5と予想の124.0を上回った。
こちらも17年ぶりの高い水準となるなど好調な米経済を示すものとなった。

また、パウエル次期FRB議長は議会証言でイエレン議長の金融政策を踏襲する姿勢を示したことが市場に安心感を与えた。
これを受けNY株式市場も三指数ともに大きく上昇するとドル円も111円ミドル付近まで買われた。

しかし、その直後北朝鮮がICBMと思われるミサイルを発射。
日本の排他的経済水域に落下したとの報道を受けドル円は111円05銭まで下落。
しかし、前日からミサイル発射の可能性が指摘されていたことから影響は限定的となった。

NY市場の引けにかけて米上院予算委員会で税制改革が可決されたことが伝わると再び株式市場が上昇し、ドル円も111円ミドルに押し戻されて引けてきた。

北朝鮮という地政学的リスクに対して、米税制改革への期待の高まりやFRBの今後の金融政策継続が示されるなど悪材料と好材料が入り混じる展開となった。
北朝鮮問題はこれまでと同様に一時的な影響はあってもすぐに持ち直す展開が予想される。
一方、米国の税制改革が可決に向かうことを市場はそれ程織り込んでいないとみられる。
今後北朝鮮に対して米国がどう対応するのか不安感も燻るものの、ドル円の下値はそろそろ固まりつつあるように見える。
今日のイエレン議長証言や米7-9月期四半期GDPの数字次第ではドル円の上昇のきっかけになるかもしれない。




みんなのFX

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資
 家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!

| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

FX係長 FX係長