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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日は午後2時からじわじわと上昇したドル円が午後6時過ぎに112.48まで上がりましたが112.50は越せず米長期金利の動きに連れて112.23レベルに反落。
再度午後10時半に112.45近辺まで上がりましたが、またも112.50には届かず。

トランプ政権がティラーソン国務長官の更迭を検討していると報じられてドル売りが優勢に。
月末ロンドンフィキシングで、ドル売りが出て更にドル円は下落。
コリンズ米上院共和党議員が「税制改革法案に賛成票を投じるとは決めていない」と発言したこともドル売り要因でした。
というのは共和党は上院で、単独での法案可決のために造反者を2人以下に抑える必要があるため。
安値は午前1時前に111.74まで下落しました。
それまでにロングの損切りも誘発してドル円は下げていましたがロンドンフィキシングが終了する前にショートカバーが出て111.90レベルで午前1時を迎えました。

マコーネル上院共和党院内総務「(税制改革)法案を通過させるのに、十分な共和党の票が得られると楽観している」マケイン共和党上院議員「税制改革法案を支持する」と発言が続き米上院で税制改革法案が可決される可能性が高まったことで安全資産である米債券が売られ長期債利回りが2.434%まで上昇したことでドル円は買い戻され、今度はショートの損切りを誘発。

112.50を越えてさらに損切りが出て高値112.63までえタッチする強烈な「行って来い」となりました。
ユーロドルはユーロ圏消費者物価指数が市場予想を下回り1.1809まで売られていましたが、その後ロンドンフィキシングでのドル売り観測からユーロが強烈に買い戻されて、途中からストップも巻き込んで高値は1.1931まで跳ねあがる展開に。
その後は1.1885‐1.1915で揉み合いに。
ドル円も112.45‐62で小動きとなって112.53でNYは引けています。
ダウ平均は前日比 +331.67ドルの24272.35ドルで引け。

本日はドル円は112.692まで8時前にタッチしましたが、今は112.55近辺。
113円手前は相当に重たくなる感じで見ています。
112.80‐90ゾーンの戻り売りは強そうに見えています。
一方昨晩ストップ中心に下げた111.74は、今日は望めず112.00近辺すら遠い感じ。
112.30-25以下は買いが出てきやすい感じでしょうか?

月初で収益はゼロから。
バッファーが無いので慎重に入る短期勢が多そう。
12月がスタート、実質2週間位で12月18日の週からは流動性が低下してくると思われることもあって、月初に数字を作りたいなと思っています。
本日もよろしくお願い申し上げます。

昨晩の突っ込みショートは切れていると思うので、それほど大きなショートカバーは出て来ず、戻れば円売りポジションを解消したい連中が待っているイメージが強いです。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:30  日本    10月全世帯家計調査・消費支出
08:30  日本    10月失業率
08:30  日本    10月有効求人倍率
08:30  日本    10月全国消費者物価指数
08:30  日本    11月東京都区部消費者物価指数
08:50  日本    7-9月期四半期法人企業統計調査
          ソフトウェア含む全産業設備投資額
10:45  中国    11月Caixin製造業購買担当者景気指数
17:30  スイス   11月SVME購買部協会景気指数
17:50  フランス  11月製造業購買担当者景気指数
17:55  ドイツ   11月製造業購買担当者景気指数
18:00  ユーロ   11月製造業購買担当者景気指数
18:30  イギリス  11月製造業購買担当者景気指数
22:30  カナダ   7-9月期四半期国内総生産
22:30  カナダ   9月月次国内総生産
22:30  カナダ   11月新規雇用者数
22:30  カナダ   11月失業率
24:00  米国    11月ISM製造業景況指数
24:00  米国    10月建設支出


昨日は米税制改革の行方を巡りドルが乱高下する場面がみられたが最終的に合意に至るとの期待が高まり株価が大幅上昇となりリスクオンの円安が進んだ。

昨日の東京市場では前日の米GDPの結果や11月末に絡んだドル買い需要もありドル円は底堅い動きで始まった。
欧州市場では米長期金利の上昇によるユーロ売りが強まるとドルが買われドル円は112円48銭まで上昇。
しかし、このレベルは前週のFOMC議事要旨の公開でドル円が下落するときのレベルであり上げ止まった。

NY時間にはコリンズ共和党上院議員が「税制改革には多くの懸念がある」と発言したことで市場に失望感が広がりドル円は111円台に下落。
しかし、その後共和党の重鎮であるマケイン上院議員が「共和党がまとめた税制改革を支持する」と発言したことで相場は一転。
大型税制改革法案成立に向けた期待が高まりNYダウは300ドル余り上昇。
これを受け長期金利が2.4%台に上昇するとドル円は112円64銭まで上昇。
ほぼ高値圏での引けとなった。

今日から12月が始まり相場が税制改革を巡り新たな展開に入るとみている。
今日にも上院での税制法案を採決する可能性が高まっており、そうなればこれまでドル円の上値を抑えていた要因が一つ後退することになる。

昨日行われたOPEC総会でも減産期間を来年3月末から12月末に延長が決まった。
これまで適用が免除されていたリビアにも上限を設けられた。
この結果はほぼ織り込み済みということもあり大きな動きはなかったものの今後の原油価格の下支えとなることもドル円にとって追い風となる。

ただ、昨日ホワイトハウスがティラーソン国務長官を更迭させる方向で動き始めたことが伝わるなど、トランプ政権の危うさも燻る。
依然北朝鮮問題やロシア疑惑など不安材料もあり一方向のドル高というわけにはいかないものの、ドル円の上昇への条件は整い始めている。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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