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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

先週金曜日は朝から111.20が安値となって日本は勤労感謝の日・米国は感謝祭の休場明けで仲値不足の可能性が高かったことから111.25‐26を超えて仲値にかけてドル円は上昇しました。
仲値決定前に111.45までタッチの後、午前中は111.273まで緩みましたが、午後0時半過ぎから日経平均株価の上昇につれてドル円も上昇し始めて午後3時半には111.56までタッチ。

1.1837安値から午後3時半過ぎに切り返して上昇を始めたユーロドルの影響でドル売りとなって111.336まで午後5時半に反落。
午後8時過ぎに111.53タッチの後NYオープン直後に米10年債利回りが2.352%bidから2.329%bidまで下がったことからドル売りとなって111.30まで下落しました。

ただし午後11時40分から米10年債の利回りが引けにかけて上昇を始めたため、連れ高となって111.63まで高値追いし、111.54でNY市場は引けています。

ユーロドルは独11月Ifo景況感指数が117.5と過去最高となりました。
ユーロはロンドン時間から堅調に推移していましたが、難航しているドイツの連立政権協議をめぐり、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟との大連立継続に否定的だったシュルツ社会民主党党首が態度を軟化させたと報じられたことからユーロ買いとなって1.1944まで押し上げられ引けも1.1933でした。

その結果ユーロ円の朝方安値は131.76でしたが、なんとNY高値は133.24!133.00もクリアに割れず引けは133.10でした。

今朝方はドル円は111.36まで下げた後111.55まで回復し金曜日引けと同一です。
5・10日のずれ込み、月曜日ということもあって輸入決済は高そうな気配。
111.30以下押し目買い意欲は強いと思われます。

111.63を越してストップがありそうですが、跳ねたら111.70台から111.80台は新規売りが待っていそうであまり高値を追いかけたくないイメージ。
押しは見ていた時間帯ではほとんどありませんでした。
111.50割れたらまだ買いやすかった気がしましたが。買いイメージで今は様子見します。

今週は月末を挟みますがよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    10月企業向けサービス価格指数
24:00  米国    10月新築住宅販売件数


先週は米国感謝祭を挟んでポジション調整と思われるドル売りが進んだことや、欧州政治リスクの高まりから円買いの動きが重なった。
ドル円は上値の重い展開が続いたが今週はその反動の動きが強まるとみる。

先週末のNY市場は感謝祭の狭間ということで短縮取引となるなど流動性の低い状況が続く中でユーロやドル円の反発の兆しが見えた。
週初からポジション調整とみられるドル売り円買いの動きも週末の反発を見るとほぼ一巡したとみる。

ドイツの連立政権決裂でユーロ売りが続く中で、ドイツ第2党が他の政党と協議する用意があることを明らかにした。
これを受け市場に安心感が広がるとともにユーロで対ドル対円での買い戻しの動きが入り上昇。
また、感謝祭前にフライング的に始まった実質的なブラックフライデーでは年末商戦が好調との見方から株式市場、三指数ともに上昇。
リスク回避の後退から米長期金利も上昇するなどドル円の押し上げ要因となった。

今週は先週までのポジションの巻き戻しが一巡したことから、再びドル買い円売りのポジションの立て直しに入る可能性が高いとみる。
また、11月末は12月年末決算にむけた米国企業のレパトリによるドル買い需要が高まる時期でもある。

先週発表された米10月耐久財受注は予想を下回り、円高材料に反応を示すなどポジション調整的な動きが先行しやすい状況が続いた。
今週は月曜日がサイバーマンデーでインターネット販売が大幅増と予想されるなど年末商戦に向けた消費の高さが改めて意識されそうだ。

28日の火曜日はパウエル次期FRB議長の公聴会が開かれるが、これまでの金融政策継続が示されるとみられ市場に安心感が広がれば円安要因となる。
29日の水曜日は米国7-9月期四半期GDP改定値が前回の速報値から上方修正されると予想される。
30日の木曜日はOPEC総会が開かれ減産期間の延長が示されるとみられる。
また、この日は米10月PCEコア・デフレーターが発表されるがハリケーン需要を受けて前月を上回ると予想される。
これらを見ると今週はドル需要の高まりや好調な経済指標などからドル買いが強まるとみている。

ただ、今週から始まる米上下両院本会議で税制改革の行方が再び焦点となるなど予断を許さない。
ドルの底堅さが予想されるものの、ドイツの政治リスクやロシアゲート疑惑、そして北朝鮮といった地政学的リスクなども燻る。
依然として相場は一方向には動きにくい展開が続くとみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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