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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日は東京時間に114.07から113.45まで売り込まれていたドル円でしたが、欧州時間は更に売りが下がって113.24レベルまで下落。
NY市場では米10年債利回りが2.325%から2.345%へ上昇したことでドルの買い戻しとなって途中からショートの損切りも巻き込んで113.69へ。

しかし米税制改革の内容が大きく後退するとの懸念からダウ平均株価は一時253.34ドル安まで急落。
安全資産の米債に買いが入り、利回りが低下し、ドル売りとなりました。
米上院が提出する税制改革法案は法人税減税を2019年に先送りする案が盛り込まれ、医療保険制度改革法(オバマケア)で定められている個人の保険加入その他義務付けを廃止する案は盛り込まれないと報じられたのがその原因とされました。
一方、米下院歳入委員会は税制改革の修正案を提出しました。

上院共和党がこの日発表した税制改革案は、下院案と比べて個人所得税の最高税率や適用税率区分などの点で相違が目立つ内容となり法案一本化に向けた調整が難航し税制改革自体が頓挫、または大幅に内容が後退する、実現に懐疑的な見方が広がったため、ドル売りとなりました。

113.250が割れてから更に短期勢を中心にドル売りを進めましたが、値動きを見ると5銭刻みで買いオーダーが入っていたような値動きで113.20割れでも走らず安値113.09を付けてからでも買いが湧いてくる(たぶんライブで叩かれているんではなく、指値オーダーを持っている銀行のNY支店がオーダーを上手く使ってオペレーションするため、全部を機械で買いを指さずに握ったが、113.10以下が上手く拾えず顧客オーダーは成立させなくてはならずショートで捕まって戻り始めて慌ててビッドアップ(買い値を上げる)する)動きがあったものと考えています。

その後私は市場の動きを見てはいませんでしたが113.28ぐらいまで戻した後、もう一回売り攻めして113.12が付かず、売り方が諦めて明け方5時から買い戻しに入った感じ。
東京勢が買ってくるイメージもありましたし、後は米国市場が本日は11月11日のベテランズディ(退役軍人の日)の振り替え休日となっているため、ポジションクローズした可能性もあります。
高値は113.46レベルまで買い戻しが入ってそのままNYは113.46で引けています。

本日は日経平均株価の動きに注目しながら、113.55‐65の重たさを感じつつどこから短期勢が売り攻めするか。
113.50アッパーは売り気が強いでしょう。
一方機関投資家は113.10までは昨日買えているので、今日の買いは基本的には113.09以下、113.05~112.80レベルとイメージ。
押しは買ってくると思いますが、果たして下がらなかったら叩いて113.50ぐらいまでは買い上げるところがあるかどうか。
昨日欲張って113.00以下で指値して全く拾えていなかったとしたらその生保は焦るでしょうから、買い上がる可能性はあります。

週末で無理はしませんが基本は押しがあったら買いたい方向。
米税制改革の遅れは既に織り込まれておりここから50銭も売りこむ材料ではないので113.15‐05ぐらいから打診買いするつもりです。
先に113.65‐70まで跳ねるんだったら止まって下り始めたら追撃売りしてみましょう。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    10月マネーストックM2
13:30  日本    9月第三次産業活動指数
16:45  フランス  9月鉱工業生産指数
16:45  フランス  7-9月期非農業部門雇用者
17:30  香港    7-9月期四半期域内総生産
18:30  イギリス  9月鉱工業生産指数
18:30  イギリス  9月製造業生産指数
18:30  イギリス  9月貿易収支
24:00  米国    11月ミシガン大学消費者態度指数


東京市場では日経平均株価が上昇から一転して急落。
NY市場では注目の米上院税制改革法案で法人税が先送りされることが公表されドル安円高の動きが強まった。

東京市場で日経平均株価が一時468円高となり1992年1月以来の2万3千円台の高値を更新したことでドル円も114円台を回復。
しかし、後場に入ると一転。
急速に値を伸ばした反動もあり高値から800円余り下落するなど乱高下。
海外ヘッジファンドの売りとみられるが市場に不安感が広がり円買いの動きが強まった。

欧州市場では欧州委員会が今年の成長率見通しを大幅上昇修正したことからユーロは堅調なスタート。
全般にドル売りが強まるとドル円も113円24銭まで下落した。

NY市場では上院が税制改革法案で法人減税実施を2019年に1年先送りすることを公表。
これを受けNY株式市場は三指数ともに下落しドルは全面安。
113円60銭近辺で推移していたドル円は再び下落に転じ113円10銭まで売り込まれた。
引けにかけて株やドルの買い戻しの動きも入りドル円は113円ミドル付近で終了。
全般に株安ドル安、そして円高の動きが強まる一日となった。

米下院では年内に税制改革案成立を目指すとの結果に対して上院では財政赤字拡大懸念から1年先送りとされた。
市場には失望感からの売りが強まったものの、それにしては株や債券への影響は思ったよりも限定的となった。
元々下院でも減税規模が1.5兆ドルと当初のトランプ案では6兆ドル、共和党の3兆ドルを下回る規模となっていた。
また、数日前には上院共和党執行部が先送りを検討していると報じられていたこともありそれ程の期待感はなかったとも言える。
一先ず混乱はそれ程拡大しなかったことから安心感が広がった。

注目は今後の世界的な株式市場の動向に集まる。
今日も日経平均株価は下落して始まる可能性があるが、元々上昇トレンド継続中の調整との見方もある。
株価が反発する時が円買いから円売りに転じる時となりそうだ。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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