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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

東京時間113.92で天井を打って下落を始めたドル円は朝方安値の113.65が割れてから更に下値トライしつつも113.50を意識してなかなか突っ込めず。

特に経済指標があったわけではなかったのですが午後9時半過ぎにドルの下攻め、ユーロ円の131.60以下のストップ狙いの売りが始まってドル円の113.50を割って安値113.40タッチがNYオープン直前。
NY市場の安値は113.43となっています。

背景は昨日朝から流れていた米ワシントン・ポスト(電子版)の記事で「税制改革の焦点となる法人減税をめぐり、上院の共和党執行部が実施時期を下院案の2018年から19年に遅らせることを検討している」。
その後、米上院は予定通り9日に法案を公表するとの報道で市場では、売りこんだ分の買い戻しが広がって株高や米長期債利回りが上昇、ドル円はショートカバーで113.90へ、ユーロ円も131.40から132.06へ上昇してそのままNY市場はほぼ高値引けしています。

昨日113.50が割れて下落する事を見越して113.30に買い指値、113.00ストップ、利食い114.05で利食いを置いたのですが、113.50が割れても思ったほどフォロースルーが無く113.40で止まって切り返してしまったのは誤算でした。

114.00には大きなオプションが残っており、上値では売りが、その分下がれば買いが出てくるため吸い寄せられるように相場が114.00に収束する可能性があります。

特に114.50にも大きなオプションがあり114.50アッパーは値動きが重たかったことから114.25-35ゾーンは114.00オプションを見合いの売りが出やすく、また114.50手前では114.35‐45で売って、114.50オプションを損切り見合いに使い(実際には損切りしない)下がれば買い戻すことも可能なことから114円台での上値が重たくなってくると思われます。

下がれば113.30以下、113.00にかけて買い場探ししたいのですが、今すぐ下がる感じがせずしばらく様子見して跳ねたら114.15-20で打診売りするつもりです。
材料がないとオプション支配のマーケットが続き、狭いレンジとなってしまう可能性が高いので、オペレーションがやりにくいですね。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

05:00  ニュージーランド  ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
08:50  日本    9月機械受注
08:50  日本    9月国際収支・経常収支
08:50  日本    9月国際収支・貿易収支
08:50  日本    前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:01  イギリス  10月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
09:30  オーストラリア   9月住宅ローン件数
10:30  中国    10月消費者物価指数
10:30  中国    10月生産者物価指数
14:00  日本    10月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
15:45  スイス   10月失業率
16:00  ドイツ   9月貿易収支
16:00  ドイツ   9月経常収支
18:00  ユーロ   欧州中央銀行(ECB)月報
22:30  カナダ   9月新築住宅価格指数
22:30  米国    前週分新規失業保険申請件数
24:00  米国    9月卸売在庫


米国法人減税を巡り政権と議会の調整が難航。
年内決着は難しいとの見方からドル円は113円ミドル付近に下落。
ここ数日は米税制改革の行方に市場の注目は集まりそうだ。

昨日の東京市場で前日大幅高となった日経平均株価が下落して始まったことでドル円もリスク回避の動きが強まり上値の重い展開で始まった。

また、ライアン下院議長が税制改革において議会での協議は長いプロセスになると発言するなど先送りの可能性が示唆されたことでドル全般に売りが強まった。

NY市場でも税制改革への不透明感が漂う中でドル円はこの日の安値となる113円40銭まで下落。
しかし、その後は米長期金利の上昇に合わせる格好でドルの買い戻しが入りドル円は113円90銭付近まで上昇して引けてきた。

先週は日米金融政策や米雇用統計など注目のイベントがほとんど終了したことで目先の材料難の中で米税制改革に市場の注目が集まる。
既に年内合意との見方がコンセンサスになりつつあっただけに、先送りとなるようならドル円が一気に下落する可能性が高い。

ただ、ここにきて調整のドル売りが入り始めていることはガス抜きに繋がるものであり、衝撃は少なくなる。
もし、年内合意に達するようなら素直にドル買いに反応してくるとみる。

今日も特に目立った経済指標の発表がない中で米上院が税制改革法案を公表するとの報道もあり、その内容次第では相場が混乱する可能性があり注意したい。
ただ、最終的に世界的な景気の回復基調が続く中で日本以外の主要国の金利高が円安を促す流れに変わりはなく、ドル円やクロス円の上昇トレンドは継続するとみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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