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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日はECBの量的金融緩和の縮小が見込まれていて、予想は来年から資産購入額を月600億ユーロから300億ユーロか400億ユーロに減額するで割れていましたが、出てきた内容は300億ユーロで9カ月、更に必要であれば来年9月以降も再延長の余地を残したことから「ハト派的」な結果と受け止められ、ユーロは下落。
一旦は1.1740レベルで止まって1.1785まで反発しましたが、明け方まで続落し、安値は1.1641と日々線のヘッドアンドショルダーのネックライン1.1659も割り込むなど激しい下落となりました。

米下院は同日、2018年度予算の大枠を定めた予算決議案を可決。
トランプ政権が目指す税制改革が前進するとの思惑からドル買いとなってドル円は114.04まで上昇後、113.70まで反落するも引け前に高値を更新し114.08までタッチして113.99で引けています。
今朝方114.152まで上値を伸ばして現在は114.07レベルでの揉み合いです。

やはり本邦機関投資家が下期の運用方針でオープン外債を積み増す方針を明確にしたことで、上値は買い上げないものの、ドル円が下がれば111円台~110円は買い下がるイメージが強く、市場関係者の頭にインプットされたことでドル円は底固くなったと思います。
113.70、113.60はかなり下値堅い印象です。

114.25-35ゾーンの利食いは良しとして114.50バックの逆張り売りは今日は控えたいところです。
押し目買いで回します。
ストップは113.350、割れたら再度113.10以下で買い場探しします。

本日もよろしくお願いします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:30  日本    9月全国消費者物価指数
08:30  日本    10月東京都区部消費者物価指数
09:30  オーストラリア  7-9月期四半期卸売物価指数
11:30  シンガポール  7-9月期四半期失業率
15:00  ドイツ   9月輸入物価指数
15:45  フランス  10月消費者信頼感指数
21:30  米国    7-9月期四半期実質国内総生産
23:00  米国    10月ミシガン大学消費者態度指数


昨日行われたECB理事会ではハト派的な内容となったことからユーロ売りが進むとドルは全面高。
米国税制改革への期待もあり世界的な株高基調に変化は見られなかった。

昨日の東京市場ではECB理事会を控え慎重な動きが続く中でドル円も上値の重い展開が続いた。
そのECB理事会では来年1月からの量的緩和規模をこれまでの半額の300億ユーロと縮小。
期間は9カ月間とするなど市場の予想通りの結果となった。
しかし、声明では低金利政策継続姿勢を示したことや、状況次第で増額の可能性も示した。
発表後ユーロは急落しドルを押し上げた。

NY市場ではECBの緩和政策継続を好感。
また、米下院で予算決議案が可決されたことでNYダウが反発。
また、トランプ大統領がFRB議長人事でテイラー氏とパウエル氏の二人に絞ったようだという一部の報道で米長期金利も上昇。
しかし、欧州金利が抑えられたこともあり小幅な上昇にとどまった。

結局、ドル高が進んだもののユーロ円を中心としたクロス円の下落がドル円の上昇を抑えたことで114円付近にとどまった。
ECBの段階的な量的緩和縮小や金融緩和政策継続に対し、FRBは既に正常化に向けた動きが進むといった政策の違いが明確となった。
これがドル高を促す結果となった。

世界的な株高や原油高、そして好調な米国経済に加え税制改革への期待の高まりなど、リスクオンの動きが強まっている割には円売りが進まない。
日本の衆院選挙でアベノミクスへの期待が高まる中で、いずれ出遅れた円安の動きが強まるとみている。
本日発表の米7-9月期四半期GDPで改めて米経済の強さが示されるようなら、円安のドル円の上値を試すきっかけになる可能性が高い。



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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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