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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

一旦111.95までインターバンクで下げたドル円でしたが、その後NYでは112.33まで戻しましたが、ほぼ東京の午後の戻り高値と一緒であり、上値は重たい展開でした。
ただし何もなければ112円台の前半で小動き推移して終了だったのでしょう。

突然北朝鮮から「米国は戦線布告した。」との発言が飛び出し、一気にリスクオフ。
北朝鮮リスクがあまり意識しなくなってきた矢先のことでカウンターパンチとなって、112.20-25から111.47まで急落しています。
その後の戻りもNYでは111.75すら付かずに111.73で終了。
先ほど111.801まで擦りましたが、すぐに111.630まで叩き落とされるなど上値が重たい展開が続いています。

昨晩も米国の爆撃機が北朝鮮沿岸の非武装地帯を戦闘機の護衛付きで飛んだ時、北朝鮮の地対空ミサイルが発射寸前であったとの話も伝わっており、偶発的な戦闘開始の可能性も否定できず、韓国や日本に攻撃が加えられる可能性も同時に高まって来ていると考えられます。
その結果として、株式が下落、安全資産の米長期債購入=利回り低下でドル売り(安全資産の円買いは個人的には理由としたくないのですが・・・)となっていると考えます。

従いまして、北朝鮮外務相の発言から一気にリスクオフ相場となってしまい、ドルロングから入るという戦略は一旦棚上げ、方針を引きつけて戻り売りにせざるを得ないと思います。
もちろん市場ポジションの傾きを良く見つつ、市場が売り上がっていると判断したら、ショートカバーに乗じて俄かドルロングを取ることは想定に入れておきますが、基本は戻り売りと思います。

本日も111.90-112.05で流れを見ながら一回戻り売りを行い、早目に回転して利益確定。
111.50に機関投資家(生保)がいるのかどうか、注意深く見ながらオペレーションを行いたいと思います。
生保はいきなり買い上がることはないと思うし、この流れでは米系短期勢も買い仕掛けはまだしないと考えられるため、まずは引きつけて戻り売りから。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

06:45  ニュージーランド  8月貿易収支
08:50  日本     日銀・金融政策決定会合議事要旨
08:50  日本     8月企業向けサービス価格指数
09:00  ニュージーランド  9月NBNZ企業信頼感
15:00  ドイツ    8月輸入物価指数
15:45  フランス   9月企業景況感指数
22:00  米国     7月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00  米国     8月新築住宅販売件数
23:00  米国     9月消費者信頼感指数
23:00  米国     9月リッチモンド連銀製造業指数
25:45  米国     イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言


先週末に行われたドイツ総選挙の結果を受けドル円は堅調な地合いで始まったものの、その後NY市場で北朝鮮の地政学的リスクが高まり、円全面高となるなど不安定な動きが続いた。

週明け東京市場ではドイツ総選挙でメルケル首相率いる第一党が政権を維持する事が確実となったことで、市場に安心感が広がり円安の動きで始まった。
また、安倍首相が2兆円の経済対策で年内策定を指示したことも円安要因として捉えられ、ドル円は112円ミドル付近に上昇した。

欧州市場ではドイツ選挙で第一党が議席数を減らしたことを嫌気しユーロ売りが先行。
また、社会民主党が連立を解消する方針を示したこともあり、今後連立政権に向けた協議が難航するとの見方が強まりユーロは対ドルだけではなく対円でも下落した。

NY時間には北朝鮮の外務相が「トランプ大統領の発言は宣戦布告に相当する」「国連加盟国は米国の宣戦布告に留意するべき」などと述べたことで地政学的リスクが高まり円は全面高。
ドル円は111円48銭を付けクロス円も全面安となった。

これまでも地政学的リスクで円が買われたとしても時間の経過とともに売り戻しが強まるだけに、一時的な動きとみることができそうだ。

本日はFOMC後初めてイエレン議長の講演があり市場の注目が集まる。
先週のFOMC金利見通しでは年内利上げ期待が高まっており、もしハト派的な発言が出たとしても利上げへの期待に大きな変化はないとみる。
反対に利上げに積極的な発言が見られるようなら再びドル買いに反応してくるとみる。
ただ、クシュナー大統領上級顧問のメール問題が浮上しておりドルの上値も限定的となりそうだ。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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