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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

ロシアが米国と北朝鮮の互いの発言を「幼稚園児の喧嘩」と称したようですが、まさにそのような状態です。
しかし幼稚園児と決定的に違うのは互いに核のボタンを持っているという事です。
万が一北朝鮮が本当に太平洋上で水爆実験などを強行した場合には、米国が一気に戦闘開始する可能性があり北朝鮮リスクは常にあると言えます。
しかも北朝鮮の発言が過激となって米国本土の安全を脅かす状態となっていることに注目です。

一方米軍の爆撃機と護衛の戦闘機それぞれ複数機が北朝鮮沖を飛行。
韓国と北朝鮮の軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)の最も北まで飛行したと米軍は強調しました。
これがある限り安心してドル円ロングやクロス円ロングを取りにくいことは事実。

一方日足の一目均衡表の雲(111.549)を完全に上に抜けて、200日移動平均線(112.130)も抜けているドル円はチャート的にはブル。
90日線(110.929)更に下には21日線(110.318)や雲下限(110.256)が位置しており下値が固くなっています。
買い切り玉であった本邦機関投資家の買い下がり玉が相場を107円台前半の下落で食い止めてしまい、106‐105円台を意識した短期ショート勢がドル売りした分を買い戻しに失敗。
損切りで110円台まで上昇してしまい、更に戻り売りした連中が、200日線を越えて諦めて損切りしたことで現在の状況となったことから、すぐに下攻めする雰囲気はなくなったと言えます。

これに影を落としているのが北朝鮮。
何があるか先を読めずドル円ロング・クロス円ロングで週をまたぐことが気持ち悪く、何も具体的行動がなければ週明けに買い戻されることが今後も続くと思うと非常にトレードしにくいですね。

本日もやるとすれば下値にストップを置きながらまずは押し目買い。
112.100、112.000で。
ストップは111.80以下(NY安値111.86)でイメージします。
利食いは112.60-65(前回9月21日高値112.72)で。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

14:00  日本     7月景気先行指数(CI)・改定値
14:00  日本     7月景気一致指数(CI)・改定値
14:00  シンガポール  8月消費者物価指数
14:35  日本     黒田東彦日銀総裁、発言
17:00  ドイツ    9月IFO企業景況感指数
22:00  ユーロ    ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言


先週はFOMCが開かれ年内利上げ見通しが再び強まる中で日銀会合が開かれ、改めて日米金融政策の違いが意識されドル高円安の動きが強まった。
今週もこの流れを継いだ動きが予想される。

先週行われたFOMCではバランスシート正常化を10月からスタートすることを決定。
また、ドットチャートでは年内利上げの可能性が示されたことでドルは全面高となった。
イエレン議長は「バランスシートの縮小は段階的かつ予測可能で金融政策の手段と考えていない」と発言。
市場への影響を考慮した発言となり新興市場や株式市場での混乱は回避された。
2013年5月にはバーナンキ元FRB議長がバランスシート縮小の可能性を示唆したことで、金融市場がパニックに陥ったこともあり慎重な発言となった。
結果的にNY株式市場や新興市場への影響は見られずリスクオンの円安の動きが高まった。

また、米長期金利も上昇。
ドル高に加え円安の動きが強まった。
日銀会合では黒田総裁が「更なる緩和もありうる」と発言したことで改めて日米金融政策の違いが意識された。
一方、国連でトランプ大統領が北朝鮮に対して強気の演説を行ったことから、北朝鮮の金正恩が太平洋上で水爆実験の可能性を示唆。
これを受けドルが売られる場面も見られたが、影響は限定的となった。

市場の注目は金融政策に戻り始めている。
米国の年内利上げに加えECBは10月にも量的緩和縮小のアナウンスを行うと予想される。
また、英国も数か月以内に10年ぶりに利上げに踏み切るとの見方が強まる中で、日銀だけが緩和政策継続姿勢を示している。

トランプ政権や北朝鮮の地政学的リスクは残るものの、恐る恐るドル買い円売りの動きは持続するとみている。
今週は米国GDPやPCEコア・デフレーターといった金融政策に影響を与える重要指標が発表される。
これらは前回を上回る結果が予想される。
また、今週はイエレン議長をはじめ複数のFRB幹部の講演が予定されており、年内利上げへの姿勢が改めて示される可能性が高い。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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