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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

先週金曜日、朝方から東京時間は112.68、112.69、112.73と上値は攻めるも買い切れずに反落する展開。
一旦112.36まで午後5時前に下げてその後112.60レベルが重たくなって、NYでは8月の米個人消費支出(PCE)物価指数で食料品とエネルギーを除いたコアが市場予想を下回る数字となったため、ドル売りが活発化。
ドル円は112.22まで下げたものの、112.15-20以下がしっかりですぐに反発。
9月のシカゴPMIが前月の58.9から65.2へ上昇しドルの買い戻しとなって112.74まで買い上げられたものの、やはり112.70台で止まって112.41レベルへ反落。
その後112.69レベルへ上げましたが112.70には届かず112.43-55で揉んで112.50で越週しました。

週末にティラーソン米国務長官は米朝の意思疎通は直接的に行われており、チャンネルは2、3ある事を明かし、核問題を巡り北朝鮮と直接接触している旨発言しましたが、国務省報道官は「「北朝鮮の当局者は、非核化協議への興味や用意を示していない」と発言しています。

トランプ大統領はツイッターで1日、金委員長を再び「小柄なロケットマン」と呼び、「国務長官に対し、小柄なロケットマンとの対話に努めることで時間を無駄にしていると伝えた」と投稿しました。
状況を考えると米朝間で会話できるチャネルが2~3通りあるものの、北朝鮮は興味を示さず厳しい状況打開には繋がっていません。

今、テクニカルで見ればドル買い不だと考えますが、ドル買いを行ううえでもっとも嫌なのが北朝鮮情勢です。
日々のトレーディングでは112円台前半から111円台後半を押し目買いするイメージで考え、しっかりとストップロスを置いておく流れではないかとイメージしています。
113円台を買い上がっていくイメージもないため、やるとしたら112円台前半を買いから入り、レンジトレードで買い回転させる位でしょうか?
あまり高いところまで買い上がるイメージがないため、ロングはしっかりと利食い回転すべきとイメージします。

朝早くに112.20以下で買えるチャンスもなかったし、ちょっと様子を待ちたいと思います。
実際には112.45‐40ぐらいなのでしょうか?
しかしあまり自分の気持ちをブルにしたくない(レンジ揉み合いと思っているので)ので、買い目で朝方は様子見します。

よろしくお願いします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
08:50  日本    7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業先行き
08:50  日本    7-9月期日銀短観・四半期大企業全産業設備投資
16:15  スイス   8月実質小売売上高
16:30  スイス   9月SVME購買部協会景気指数
16:50  フランス  9月製造業購買担当者景気指数
16:55  ドイツ   9月製造業購買担当者景気指数
17:00  ユーロ   9月製造業購買担当者景気指数
17:30  イギリス  9月製造業購買担当者景気指数
18:00  ユーロ   8月失業率
23:00  米国    9月ISM製造業景況指数
23:00  米国    8月建設支出


先週は北朝鮮の挑発的な発言などでドル円が一時的に下落する場面も見られたが、すぐに買い戻されるなどこれまでの学習効果が表れた。
一方、トランプ大統領と共和党が大規模税制改革案を公表したことでドル高円安の動きが強まり、ドル円は113円台に乗せる場面がみられた。
ただ、9月末は日本の中間決算や海外では四半期末ということもありポジション調整の売りに押された。
結果的に年内利上げ期待とともにトランプ政策の期待が加わり米長期金利の上昇によるドル高の流れが続いた。
今週はこの流れを継いでドルは堅調な地合いが予想されるが、日本の政治リスクが一時的に円高に振れる可能性もあり注意が必要だ。

先週安倍首相が衆議院の解散と10月22日の総選挙を発表。
それに対して野党が小池氏の希望の党への歩み寄りを見せるなど、俄かに政治リスクが高まった。
もし、小池氏が選挙に出馬するようならアベノミクス終了の憶測から円高に振れ、反対に出馬を拒否するようなら政治安定への期待から円売りといった一喜一憂する可能性もある。

ただ、日本の政治は相場の大きな流れを変えるものではなく、主役はあくまで米国金融政策やトランプ政策にある。

先週末にトランプ大統領がFRB議長のポストについてケビン・ウォルシュ氏と会談したとの報道で、ドルが上昇する場面がみられた。
ウォルシュ氏はタカ派で知られており、もし議長になれば金融正常化に向けて更に利上げを行うとの見方がドル買いを促した。
いずれにしても、今後2週間以内にトランプ大統領は議長を決定するとしており、注目しておきたい。

今週は中国が国慶節に入り休場が続く中で北朝鮮も一定の配慮から地政学的リスクは後退するとみてよいだろう。
その中でNY市場ではISM製造業・非製造業景況指数や雇用統計など重要指標の発表が控える。

先週発表された米GDPは予想を上回る上方修正となったものの反応は限定的となった。
しかし、週末に発表されたPCEコア・デフレーターは0.1%と予想の0.2%を下回りドルは下落。
その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数が予想を上回りドルは買い戻されるなど、指標に対して敏感に反応し始めている。

今週末に発表の9月雇用統計はハリケーンの影響を受け予想を下回る可能性もあるが、それも市場は織り込んでいる。
予想を大きく下回ったとしても一時的な下落で収まる可能性が高い。
先週イエレン議長が講演で利上げに前向きな姿勢を示しており、最終的に利上げ期待は変わらず下値では買いが待ち構えているとみる。

米長期金利の上昇に加えNY株式市場は三指数ともに堅調な地合いが続く中で、リスクオンによる緩やかな円安もきっかけがあれば進みやすい。
ドル円クロス円ともに押し目買いを狙っていきたい。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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