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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

東京時間の上値の重たさ109.60が午後5時以降、欧州勢・LN勢のドル買いで一気に粉砕されて、これ以降109.60以下には下がらなくなってしまいました。
109.89から109.67までの下げも市場がショートに傾いていたため、落とし切れずすぐに切り返す有様で午後10時半以降高値110.100タッチ。
下げて109.80割れですぐにビッドが上がってくる展開となって、ショートが捕まっている感じがぷんぷんしてました。

北朝鮮の挑発がなかったことやハリケーン・イルマの被害が当初考えられていたよりも軽くなりそうとの思惑もリスク回避の巻き戻しに繋がり、明らかに市場はリスクオンに。
安全資産である金や米国債が続落し、その分米国株が続伸。
米10年債利回りは前日の2.125%から2.167%に上昇し(価格下落)ました。
ムニューチン米財務長官が「年末までに税制改革を実施」「法人税15%達成が可能かどうかはわからない」と発言したことも米株式にプラスに作用しS&P500は前日に続き史上最高値を更新し、ダウ平均とナスダック総合も最高値を更新しています。

輸出の売りや利食い売りをこなしながら、ショートカバーも出て、高値は110.25までタッチして110.18でNYは引けています。
朝方は110.119売りが安値で110.293まで上がったものの、110.300には大口の売りがあったような値動きで、たった今110.190売りまで叩き売られました。

北朝鮮の「米国は間もなく最大の苦痛に直面する」「国連安保理による北朝鮮への追加制裁決議を拒否する」発言から、今後のミサイル発射も想定され、安易なドル買いをしている最中のミサイル発射が怖く、市場のポジションの傾きを注視しつつやはり自分はドル買いで攻めるイメージがないので、こわごわ跳ねたところを売っては買い戻すような回転でしか臨めないなと(今は)思っています。

110.30手前で指値せずに流れを見つつ売ってみるイメージ。
仲値前、早い時間に110.10近辺まで緩むんだったら買いから入って早回しするのもいいと思うのですが、買ったらスキャルでもストップを5銭下に置いておくようにします。
地政学的なリスクは何一つ変わってはいないので。
110.67前回の高値にかけて110.45‐65は是非売ってみたいです。

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

*     イギリス   英中銀金融政策委員会
08:50  日本     7-9月期四半期法人企業景気予測調査・大企業業況判断指数
08:50  日本     8月国内企業物価指数
15:00  ドイツ    8月消費者物価指数
15:00  ドイツ    8月卸売物価指数
16:15  スイス    8月生産者輸入価格
17:30  イギリス   8月失業保険申請件数
17:30  イギリス   8月失業率
17:30  イギリス   7月失業率(ILO方式)
18:00  ユーロ    7月鉱工業生産
19:00  南アフリカ  7-9月期四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数
20:00  米国     MBA住宅ローン申請指数
20:00  南アフリカ  7月小売売上高
21:30  米国     8月卸売物価指数
27:00  米国     8月月次財政収支


前日に引き続き円売りの動きが強まりドル円はNY市場で110円の大台を回復。

北朝鮮の脅威が後退しハリケーンによる被害が予想を下回ったことでリスクオンの円売りが昨日は更に強まった。
昨日の東京時間に中国、ロシアも含めた国連安保理が対北朝鮮への追加制裁を全会一致で採択。
これを受け市場には安心感が広がってリスクオンの動きが強まり円売り戻しの動きが強まった。

中身としては石油供給全面禁止や金正恩の資産凍結も見送られるなど、米国が譲歩した格好となった。
これで北朝鮮からの報復的な動きは回避されるとの見方が市場に安心感を与えた。
これを受け日経平均株価は大幅高となり円は対ドルで下落。

欧州市場でドル円は110円台を回復するなどリスクオンの動きが先行。
NY市場では北の脅威の後退に加えハリケーン「イルマ」が都市部を直撃しなかったことから、株式市場三指数ともに史上最高値を更新。
長期金利も大幅上昇するなどリスクオンによる円売りと金利上昇によるドル高が重なった。

また、ムニューチン財務長官がFRB議長候補としてイエレン議長を含む数人を検討していると発表。
混沌とするFRB人事にもやや安心感が広がった。

北朝鮮脅威やハリケーンの経済への打撃、債務上限問題やFRB人事といったドルにとってはネガティブ材料が一時的とはいえ後退。
一転して過度な悲観論から楽観的なムードに変わったものの、反動的な動きはそれ程長くは続かない。
しかし、この流れはもうしばらく続くとみておりドル円やクロス円の押し目買いを狙いたい。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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