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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

北朝鮮がミサイルを発射しましたが・・・・
東京の真上通過じゃないし、前回と同じだから(これだって許せない事なんだけど)、市場の反応としては下がったところ買えばいいんですか?という声が代弁していたようになってしまったなぁ。

昨日の111円台で自分もそうですが、一旦ショート切りましたが、売れる環境の人だったら110円台後半でも売り直した感じがします。
NY引けベースで111円台ではなく110.23であり、高値もインターバンクオフィシャルは111.05で、前回と面合わせ。
これで109円台ミドルへの下落はいかにもチャート上、ドル円の上値が重たいと思います。

これでどこまで飛んだのか方角がどうなのか等詳しい情報が入って来ていませんが、どんどんと110円台を損切りで買い上げるほど多くの捕まったドル円ショートが残っているということでもなく、110円台ミドル~後半のショートが利食いしたら110円台前半~30-35ぐらいは売ってくるんじゃないだろうかとイメージ中。

却って、110円台ミドルから上でしこってしまったドルロングで損切りを110円割れに置いていなかった連中は、なかなかコストまで待てないから手前で一旦損切りをかけてくるように思います。
噂段階でしたが昨日朝流れた「北朝鮮がミサイル発射準備整う」、夜に出た「近日中(数日から1週間以内)にミサイル発射の可能性」等の話から、市場関係者の頭の中に「ミサイル発射があるかもね」という準備が出来ていて、しかも前回と同じ方向での発射だから反応が鈍いのでしょう。
ただし明らかに市場のドルショートポジションが減っているため、上に損切りが並ぶ展開ではなく、却って、俄かロングが捕まって下にストップが並ぶ展開にもなりかねないため、注意が必要ですね。

ところで日本政府の正式コメントは出てましたっけ?
襟裳岬の東2000kmに着水だそうですが、はなはだ遺憾、厳重抗議だったら、何も言わないのと一緒だから。
ここで、断固と言う言葉を使うと為替関係者が色めき立ちますぞ!(これは冗談!)
断固とは為替の買い介入時に財務省関係者が使う言葉!笑

ここで昨晩のおさらいを簡単に。
市場でまだショート勢が踏ん張っていた展開で、110.40割れはショートを閉める動きでビッドしっかり。
午後8時のBOEは金利据え置きでしたが声明に、「今後数カ月で金融刺激の一部撤回が妥当な公算」などの文言が含まれていたため、近い将来の利上げ観測が急激に高まりポンド買いに。
据え置き直後に一瞬ポンド売りとなった後で買い戻しが強くなったため、ポンド円も跳ねあがりましたが、これでドル円も強含む展開で110.75へ。

一瞬110.39レベルまで緩んだあと、9時半発表の米8月消費者物価指数が予想+0.3%のところ+0.4%と出て一気にドル買いとなって高値は111.05へ。
ただし111円台でストップを引っかけたあと伸び切れず反落。
利食い売りに押されて110.32まで下がる場面も。

午後10時半ぐらいに110.800レベルまで上がっていましたが、その後は米10年債利回りが低下し連れてドル売りへ。
米債利回りの昨晩の低下は25日公表予定の米税制改革案には具体的な税率は盛り込まれていないとの報道が背景。
引け前に110.40割れまで下がって、その後110.30割れで損切りの売りを引っかけて110.07まで急落して110.23引け。

7時の北朝鮮ミサイル発射で109.56まで下がった後、110.134が戻り高値。
上値は重たいと思います。
110.15-25で引きつけて売りから。ただし109円台は利食い千人力。
輸入の買いや新規で押し目買いしようとする個人の買いも厚く突っ込み売りは厳禁だと思います。
売りも充分引きつけて回転させるつもりで。
本日もよろしくお願いいたします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

18:00  ユーロ   7月貿易収支
21:30  米国    9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30  米国    8月小売売上高
22:15  米国    8月鉱工業生産
22:15  米国    8月設備稼働率
23:00  米国    9月ミシガン大学消費者態度指数
23:00  米国    7月企業在庫


北朝鮮リスクが高まる中でもドルの上昇は止まらず、この日発表された米CPIの結果を受けドル円は111円台に乗せる場面も見られた。

東京市場では中国の小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったものの、市場への影響は限られるなど、ここにきてセンチメントが改善していることを示すものとなった。
ドル円も110円ミドル付近での安定した動きが継続。

欧州市場では注目のBOE政策会合が開かれ、政策金利は予想通り据え置かれた。
しかし、2人の委員が0.25%の利上げを主張していたことや、近い将来緩和措置縮小が必要になる可能性が示された。
この結果を受けポンドは対ドルだけではなく対円での買いも見られ、ドル円は110円後半に上昇。
しかし、北朝鮮が近くICBM弾道ミサイルを発射するとの見方が広がり110円前半に押し戻された。

その後発表された米8月CPIが0.4%と予想の0.3%を上回ったことからドルは全面高となり、ドル円は111円03銭まで上昇。
年内利上げ観測が再び高まった。

これを受けS&Pやナスダックは4日ぶりに反落する一方で、NYダウは史上最高値を更新するなど、利上げへの影響は限定的となり、市場の楽観的なセンチメントは継続された。

また、15%の法人税に向けムニューチン財務長官が25日の週に税制改革案の詳細を発表するとしたことも、ドルの下支えとなった。

しかし、流石にここまでドル高や株高が進んだことで利食い売りなども散見され、ドル円は110円前半まで押し戻された。
ポジション調整的な動きが引けにかけて見られたものの、市場のセンチメントを見ると、ドル買いの動きは依然として強い。
本日NY時間に発表される米小売売上高が好調な結果を示すようならドル買いのきっかけになりそうだ。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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