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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日ですが朝方の高値109.83から戻り売りに押されたドル円は昼過ぎに109.20まで下落しましたが、夕方5時半前に109.55まで一旦買い戻しが入りました。
しかし引き続き戻り売り圧力が強くじわじわとNY参入前に下落、NYではオープン時の109.37が高値。

その後神経質に109.15-25で長い間揉み合いとなりましたが、109.10が割れた午後11時半前から売りが強くなり108.83までタッチ。
一旦は108.97レベルまで戻したものの、戻りが109.00には戻れず再び午前1時ぐらいから売り気が強く、NY株式の下落、米10年債の利回り低下を背景に108.80を潰して108.65へ。
一旦108.87まで戻した後、午前4時過ぎに安値更新して108.63タッチとなりました。
もう一回108.88レベルまで戻して108.81引け。
シドニーでは安値は108.517売りまで下がっています。

NYは連休明けでまずは北朝鮮の水爆実験ならびに9月9日建国記念日に向けたミサイル発射懸念からリスク回避相場となって米債が買われて利回り低下、更にはブレイナードFRB理事の利上げ慎重発言から金利低下、午後にはミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が講演で、これまでの利上げが米経済に打撃を与えている恐れがあると憂慮し、追加引き上げに否定的な考えを示したことも金利低下に繋がりドル円を押し下げました。

またトランプ大統領がDACA (Deferred Action for Childhood Arrivals、幼少期に米国に到着した移民への延期措置。
オバマ政権で制定。)の廃止を決定したことで今後予算成立に向けて時間がない米議会内に新たな論争の種を蒔いた事となってこれも不安要因となったものと考えます。

前回止まった108.33や108.27(8月29日)を強く意識した動きとなると思われますが、機関投資家の忖度買いがまたもドル売りを止めるのか、日経平均株価が大きく下落するのかどうかを含め慎重な動きとなりそうですが、基本は戻り売りが強い相場と思います。

108.85‐90レベルの戻り売り、抜けても109.10にかけての売りが厚そうです。
ストップは109.25‐30に置いて引きつけて108.90台を売ってみたいと思います。
指値は置きません。
年金などの買い上がりがあった場合には串刺しとなるからです。
108.40割れても突っ込まず、まずは利食い千人力でどのような流れとなるか見て行く方針です。
市場も108.50を割って突っ込み売りして死んだ事は当然忘れておらず、108.50以下の売りには慎重でしょう。
本日もよろしくお願い申し上げます。

本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

09:00  日本    7月毎月勤労統計調査-現金給与総額
10:30  オーストラリア  4-6月期四半期国内総生産
15:00  ドイツ   7月製造業新規受注
20:00  米国    MBA住宅ローン申請指数
21:30  カナダ   4-6月期四半期労働生産性指数
21:30  カナダ   7月貿易収支
21:30  米国    7月貿易収支
23:00  カナダ   カナダ銀行 政策金利
23:00  米国    8月ISM非製造業景況指数
27:00  米国    米地区連銀経済報告


連休明けNY市場では北朝鮮リスクや新たなハリケーンの影響などもあり株安と金利低下が進む幕開けとなった。

東京市場でドル円は109円後半と高いレベルで始まったものの北朝鮮のICBM発射に対する警戒感からリスク回避の円買いの動きが強まった。

一方、この日は豪州中銀RBA政策会合が開かれ現行の政策金利を維持することで一致。
豪ドル高への牽制的な内容がみられたものの景気の強さが示されたことで豪ドルは堅調に推移した。

欧州市場では北朝鮮リスクも既に前日反応したこともあり全般に落ち着いた動きがみられたものの、NY市場に入ると一転。

連休明けNY市場は北朝鮮の核実験実施とともにICBM発射準備が整ったとの報道を嫌気し株価は三指数ともに下落。
また、ハリケーン「ハービー」に加え新たにカテゴリー5の「イルマ」が発生したことで経済への懸念が高まったことも株価を押し下げた。

この日はブレイナードFRB理事が「低インフレのなかで利上げは慎重になるべき」との発言などから米長期金利が大幅低下したことでドル売りが強まった。
結果的にリスク回避の円高と同時にドル安も進みドル円は再び108円台に低下して引けている。

北朝鮮問題は米国にとって現実問題として大きな経済への打撃になるとは思えない。
寧ろ、強制送還の猶予撤廃やハリケーンなどの問題が市場のセンチメントを冷やす要因と考えられる。

先週発表された米・ISM製造業景況指数の結果などを見ると米経済の強さが伺われる。
本日NY時間に発表される米・ISM非製造業景況指数が予想を上回るようなら、改めて米経済に市場の注目が集まり市場のセンチメントも一転する可能性がある。
これまでも地政学的リスクの影響は一時的なもので、いずれ時間の経過とともに落ち着きを取り戻すとみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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