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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

ドル円は昨日は朝8時から買いが入って東京寄り付きで110.55近辺をやり、11時前に110.61、午後3時過ぎに110.62、午後7時にLNで110.67、そしてNYでも110.66を午後9時半にやりましたが、伸び切れずに110.40-35がNYで切れてから売りが強まり、背景は「日本のワールドカップ出場が決まったお祝いの円買い」という説もありましたが、本当は新規戻り売り・利食い売りに押された短期投機筋の投げと思われます。

上値が重たくじり安となっていたNY市場でいきなりドル売りで110.20レベルから110.00が割れて109.91まで急落したのがムニューシン米財務長官の発言。
ドル安について「短期的にはプラスとマイナスの影響がある。貿易にはやや良い」と述べたことが戻りが重たくなっていたドル円を一気に売る口実となりました。
これは初めての発言ではなく、以前にも同様の発言をしていますが、売りたかったNYに絶好の口実を与えたようです。

2.15%で上値が重たかった米10年債利回りの低下もドル売りの援護射撃となってその後109.88まで下落して、109.96引けとなっています。
ユーロドルは1.1823を安値にその後1.1912までドル売りとなっています。

110.60台で東京・LN・NYと3市場で上値を止められ戻りは鈍くなりました。
今晩の雇用統計前で派手な買い上げはなさそう。
110.25-30を110.50バックで戻り売りして109.60-50で買い戻すような展開でしょうか。
8月はかなり苦しんだ月でした。
今日から9月、収益もゼロスタート、月初で無理してやられないようスロースタートするつもりです。

本日もよろしくお願い申し上げます。

本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    4-6月期四半期法人企業統計調査
          ソフトウェア含む全産業設備投資額
10:45  中国    8月Caixin製造業購買担当者景気指数
14:00  日本    8月消費者態度指数・一般世帯
16:15  スイス   7月実質小売売上高
16:30  スイス   8月SVME購買部協会景気指数
16:50  フランス  8月製造業購買担当者景気指数
16:55  ドイツ   8月製造業購買担当者景気指数
17:00  ユーロ   8月製造業購買担当者景気指数
17:30  イギリス  8月製造業購買担当者景気指数
21:30  米国    8月非農業部門雇用者数変化
21:30  米国    8月失業率
21:30  米国    8月平均時給
23:00  米国    8月ISM製造業景況指数
23:00  米国    7月建設支出
23:00  米国    8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値


北朝鮮リスクもやや後退するなかドルの買い戻しが続いたがその流れも一服。
米財務長官のドル安容認発言や米法人税制改革の行方に暗雲が漂う中でドルは全般に上値の重い展開となった。

昨日の東京市場では前日発表された米GDPなどの好調な経済指標の結果を受けドルは堅調な地合いで始まった。
また、日経平均株価も上昇幅を拡大したことで円売りの動きが強まりドル円は110円ミドル付近に上昇。
北朝鮮問題は燻るものの全般にドルショートポジションの巻き戻しが目立った。

欧州時間に発表されたユーロ圏HICPは1.5%と予想の1.4%を上回った。
また、コアCPIは1.2%と予想通りとなったがECBの目標とする2.0%には程遠いことからユーロは下落に転じた。
NY市場に入るとドルは下落。
ムニューチン米財務長官が「米貿易にとってはドル安の方が幾分良い」と発言したことが要因となった。
その後「長期的なドル高は信頼を反映」としたが市場はドル安を容認したとの見方が強まった。
また、法人税に関しても目標は15%へ引き下げと発言したものの、代替財源もない中で市場は20%も難しいとの見方が根強い。

結局この日はトランプ政策への失望もありドルの上値は抑えられた。
ただ、これらも市場はほぼ織り込んでいることから全般にポジション調整の動きとみてよいだろう。
北朝鮮リスクで過度に売られたドルや円の上昇に対する調整もほぼ一巡する中で、その反動とみることができる。

本日は今秋最も注目される米雇用統計の発表を控える。
雇用者数は前月の20.9万人から18万人に減少しつつも失業率は変わらず4.3%だが、注目の平均時給は0.2%と前月の0.3%を下回ると予想される。

市場の悲観的なセンチメントは回復しつつある中で、予想と大きく異なる結果にならない限り相場への影響は低いとみる。
ドルショートポジションがまだ完全に巻き戻されていないとみられ、週末のドル買いの動きは継続とみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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