PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

昨日の早朝はドル売りでイメージした109.270でしたが、途中からどう見ても売り上がってショートが溜まる日と思い直して仲値以降109.10も割れないで推移して109.23が付いたら売りをキャンセルする方向でチェンジマインドしたため、怪我せず。

午後3時にかけて109.10が割れて下がった場面もありましたが、売り上がっていた人にとっては絶好のショートクローズのタイミングだったようです。
ここで止めないと午後3時半から109.15を再び突破、午後4時前にアジア高値109.25を越してストップヒット。
109.30にもストップがあったようで一気に109.36まで跳ねました。
その後は109.25も割れない典型的な『ショートで捕まった市場』となってジリ高でNY市場で109.47タッチ。

米7月の中古住宅販売(年換算)が予想555万戸のところ544万戸と前月比で‐1.3%となってドル売りへ。
前日の米7月新築住宅販売も57.1万戸と、市場予想の61.2万戸より弱く、前月の63.0万戸(61.0万戸から修正)から失速しており住宅関連の悪化が目立っています。
しかし安値は109.12どまりで2.175%近辺から切り返した米10年債の利回り上昇に合わせてドル円も堅調に。

債券利回りは前日の急低下の後ワイオミング州ジャクソンホールのカンザスシティ連銀経済シンポジウム前の調整と思われます。
引けにかけて109.50の上のストップを引っかけて109.60までタッチして109.54でNYは引けています。
朝のシドニーの値動きは109.515売り~109.607買いと10銭もない状態で金曜日、今日は文字通り「カンザスシティ連銀経済シンポジウム待ち」という口実で、ほとんど動きが止まってしまう可能性があるため、積極的に仕掛ける向きは少ないと思います。

そしてイエレン議長の議長講演は現地時間25日朝8時ということなので、東部時間と異なり日本時間午後11時。
ドラギECB総裁は午前4時・・・・・。
26日にはセミナーを含むイベントがあり睡眠は必要ということで、とてもそんな時間までカバーできず、あまり無理せずノーポジでいいかといったところです。
イエレンさんもバランスシート縮小方針に言及する可能性はありますが、何も出なかったらドル売りですかね?

今日は109円台での揉み合いであまり方向感がはっきりしていないので、決め打ちせず朝方は全て様子見とします。
市場ポジションとして少なくともドルロングにはなっていないと思われるため、下がれば買ってもいいか程度。
109.20-10押し目買い、108.90ストップ位で。指値はしません。

本日もよろしくお願い申し上げます。

本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:30  日本    7月全国消費者物価指数
08:30  日本    8月東京都区部消費者物価指数
08:50  日本    7月企業向けサービス価格指数
15:00  ドイツ   4-6月期国内総生産
15:00  ドイツ   7月輸入物価指数
15:45  フランス  8月消費者信頼感指数
17:00  ドイツ   8月IFO企業景況感指数
21:30  米国    7月耐久財受注
21:30  米国    7月耐久財受注・輸送用機器除く
23:00  米国    イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
28:00  ユーロ   ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言


北朝鮮リスクに加えトランプ大統領のメキシコとの国境の壁に絡んだ発言などからドル売り円買いの動きが強まった反動で昨日のドル円は底堅い動きとなった。

東京市場ではドル円が108円後半で始まったものの、輸入や本邦機関投資家の買いが散見される中で109円前半に押し戻された。
欧州市場でもユーロ売りで先行しドル全般を押し上げたことでドル円も109円ミドル付近に上昇。

一方、NY時間に発表された7月中古住宅販売件数が-1.3%と予想の0.5%を下回るなど2か月連続でマイナスになったことでドル売りが進みドル円は109円前半に押し戻される場面も見られた。
しかし、内容的には住宅価格の上昇や在庫不足といったことが原因とされ、堅調な住宅市場の状況に変わりは見られない。
その後米長期金利が上昇したことでドル買いの動きが強まるとドル円は再び109円ミドル付近に上昇して引けている。

市場は本日行われるジャクソンホールでのイエレン議長やドラギ総裁発言に注目が集まり、全般にポジション調整のドル買いの動きがみられた。
昨日はジョージ・カンザスシティー連銀総裁が「年内に追加利上げの機会があると想定する」と発言。
一方でカプラン・ダラス連銀総裁は「追加利上げは物価の動向を見極めるまで辛抱強くあるべき」といった発言など、FRB内部での意見の違いがみられた。

今回の会合のテーマは「金融の安定」ということでイエレン議長の発言に特に注目が集まる。
バランスシート縮小は9月にアナウンスされることはほぼ間違いなく、金融政策の正常化を目指すといった発言があれば市場は利上げへの前向きなサインと受け止める可能性がある。
そうなれば、これまでトランプ政権や政策への不信感から過剰に売られたドルの買い戻しが強まるとみている。

一方、ドラギ総裁は今回の会合では新たな政策メッセージを出さないとみられている。
もし、テーパリングへの姿勢が示されたとしても織り込まれているとみて反応は限定的となるかもしれない。
いずれにしても、週末ということもありジャクソンホールでの発言はドルショートの買い戻しの動きが強まる可能性が高いとみる。



みんなのFX

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資
 家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!

| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

FX係長 FX係長