PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

先週金曜日の米雇用統計は市場予想18.0万人を上回る20.9万人増となり、前月分も22.2万人から23.1万人と上方修正され、ドル買いに反応。
110.70台で折り返すも110.50割れが精一杯。
110.80手前から再度下落しても110.50がもう割れず111.05まで上値追い。
しかし111円台の滞空時間は短く110.80を中心とした小動き推移に。

明け方4時半ぐらいに110.60を一瞬割りこみましたが、NY引けは110.66でした。
今朝は110.737売りから110.851買いまでと110円台後半で小動きとなっています。

米雇用統計自体の内容は良かったものの、伸び切れなかった印象を持っています。
チャートを見るとボリンジャーバンドセンターライン(21日線 111.685)は200日移動平均線(112.256)を割りこんで反落。
一目均衡表 日足雲(111.559-111.660)を割りこんでくる可能性が高く、90日移動平均線(111.382)とデッドクロスすると思われる。
従って、今週レンジでは 90日線(111.382)、日足雲(111.559-111.660)、ボリバンセンターライン(21日線 111.685)と上値抵抗線が集中している
111.35~111.70が重たいとイメージ。

一方サポートは先週3回攻めて割れなかった109.80。109.50が割れた場合には109.132から引いたサポートの109.28が固いのではないかと考えています。

自分としてはあまり買いから入りたい水準ではなく111円台前半まで伸びるのかどうか、5・10日のずれ込みの仲値需要があるのかどうかを見ながら方向は跳ねたら売りから入るようなイメージで考えてみたい。
111.00~111.10で戻り売りですが、届かない可能性が高く、流れを見ながら110.95で打診売りでもいいかなと思っています。
ストップは111.30で。利食いは110.55-45でイメージ。
これが抜けたら更に売り方向のイメージで見てみたいと思っています。

本日もよろしくお願いいたします。

本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    7月外貨準備高
14:00  日本    6月景気先行指数・速報値
14:00  日本    6月景気一致指数・速報値
15:00  ドイツ   6月鉱工業生産
16:15  スイス   7月消費者物価指数
28:00  米国    6月消費者信用残高


先週はトランプ大統領を巡るロシア疑惑の燻りや人事を巡る内輪もめ、北朝鮮の地政学的リスクに加え日本の第三次内閣改造によるアベノミクスへの不安といったドル円にとっては下落材料が満載となりドル円は110円を割り込んだ。

しかし、週末発表された米雇用統計の結果を受けドル円は反発に転じたことで一先ず下落リスクへの懸念は後退した。
先週末発表された米7月雇用統計は雇用者数が20.9万人と予想の18.0万人を上回りFRBの好調とする目安の20.0万人を2か月連続で上回った。

また、失業率も予想通り前月の4.4%から4.3%に低下するなど、完全雇用とされる4.6%を下回った。
注目の平均賃金も年2.5%と予想の2.4%を上回ったことでドルは発表後全面高となった。
110円付近で推移していたドル円も発表後111円台に乗せるなど下値リスクは後退。
雇用の結果を受けNY株式市場は三指数ともに上昇しNYダウも史上最高値を更新。
原油価格も上昇するなどリスクオンの動きが強まった。

この結果を受け9月のFOMC会合ではバランスシート縮小議論が本格的に高まるとの見方から米長期金利も上昇。
ドル高円安の流れが強まった。
今週は特に注目材料がなく夏枯れ相場の始まりとの見方もある。
また、8月は米国債のレパトリによるドル売りが入りやすく円高に振れやすいとの見方もある。
ただ、今週はFOMCメンバーの講演などが多く、雇用統計の結果を受け引き締めに前向きな姿勢が示される可能性が高い。
これまでドル円の売り材料が続いたことから出尽くし感もあり、その反発の動きが強まる可能性が高いとみる。

先週末にはコーンNEC委員長が「可能な限り法人税を引き下げる」「レパトリを行いやすいように」と発言。
レパトリは来年実施となりそうだが、それ自体ドル買いの大きな要因となるため潜在的なサポートとして意識されそうだ。
新たなトランプ大統領のロシアゲート問題が持ち上がらない限り、ドルは底堅い動きが予想される。
ただし、トランプ政権への不透明感の燻りや資源国通貨を中心としたクロス円のポジション調整的な売りなどもありドル円の上値も限定的とみる。



みんなのFX

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資
 家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!

| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

FX係長 FX係長