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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

東京時間に110.79安値を付けてからそのままNY市場の(東京時間の午前1時半)111.72まで10~15銭程度の調整を繰り返しながらじりじり買われる展開となって、アジアの突っ込みショートは死亡した模様。
NY時間の111.541→111.260が最も大きい押しでした。
ただし111.72高値をタッチした後の下げがまた急激で、そのまま110.96まで急落する荒れた展開でした。

欧州時間からNY時間の上昇はショートの損切り+欧州時間からの米10年債の利回り上昇が背景。
111.35と111.50、111.60には値動きから見てストップ買いがあった模様です。

その後、NYで午後になって、米株式市場でナスダックが急落。
ハイテク株の比重が大きいナスダックは0.63%安と4日ぶりの反落。
ムニューシン米財務長官が下院委員会の証言で為替操作国との交渉は口先では不十分、NAFTA再交渉で為替条項を求める可能性に触れたこと、ライアン米下院議長が税制改革案での国境調整税を断念。
財源問題が悪化する思惑もあってドル円は急落。
111.30-25割れからは、上昇時と逆に買いポジションの投げが入って約1時間で110.96まで下落しました。
引けにかけて111.33レベルまで買い戻しが入って111.30引けでした。

111.30から上は重たく111.50越えにストップを置きながら売り先行ですが・・・下値も110.80-65で底固く110円台はどうしても利食い千人力のイメージが強いです。
今晩の米2Q GDP速報値、ミシガン大消費者信頼感指数の前にどこまでポジション調整が入るのか判らないが、ショートは昨晩相当切れた印象で、IMMを中心とした円ショートがまだ取り残されているような感じに見えるため、やはり戻り上値は重たいと考えています。

売り先行で入り、110.80-65でしっかりと利食いして、突っ込み売りはせず、ノーポジで指標を迎えるようなイメージです。
本日もよろしくお願い申し上げます。

月末が近く、無理せず休みに入ろうとする海外投機筋が多いはず。
月末に利益飛ばして暗い夏休み突入は誰も喜びませんから、あまり無理せず自分もほどほどに。
無事これ名馬!

本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:01  イギリス  7月GFK消費者信頼感調査
08:30  日本    6月全世帯家計調査・消費支出
08:30  日本    6月失業率
08:30  日本    6月有効求人倍率
08:30  日本    6月全国消費者物価指数
08:30  日本    7月東京都区部消費者物価指数
08:50  日本    6月小売業販売額
08:50  日本    6月百貨店・スーパー販売額
10:30  オーストラリア  4-6月期四半期卸売物価指数
11:30  シンガポール  4-6月期四半期失業率
14:30  フランス  4-6月期国内総生産
15:45  フランス  7月消費者物価指数
15:45  フランス  6月消費支出
16:00  スイス   7月KOF景気先行指数
18:00  ユーロ   7月消費者信頼感
21:00  ドイツ   7月消費者物価指数
21:30  米国    4-6月期四半期実質国内総生産
21:30  カナダ   5月月次国内総生産
23:00  米国    7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値


FOMC会合でドルが全面安となった後は落ち着いた動きが戻り、イベントリスク後退からドルの買い戻しがみられたが同時に円高も進んだ。

東京市場ではFOMC会合でハト派的と捉えられた流れを継いでドルは上値の重い展開で始まった。
ドル円は111円を割り込み110円79銭まで下落。日経平均株価も下落して始まったことで上値が抑えられた。
売りも一巡する中で後場に入るとドルの買い戻しの動きが強まりドル円も111円台に押し戻されるなど、過度なドル売りへの反動もみられた。

欧州市場では米長期金利の上昇に伴いユーロやポンドが対ドルで下落。
NY市場ではこの日発表された米6月耐久財受注が6.5%と予想の3.7%を上回るなど堅調な米国経済を示すものとなった。
ドル円は徐々に上げ足を速めこの日の高値となる111円72銭を付けこのまま上昇が続くと思われた。
しかし、ムニューチン財務長官が「為替操作国には話し合いではなく実際に影響を与える必要がある」と発言したことでドル円は一気に売りが強まり111円を割り込むなど荒っぽい動きとなった。
財務長官の話はNAFTAに絡んだもので直接日本を名指ししたものではなく、市場は過剰に反応した感もある。
それだけ市場相場が不安定な状況ともいえそうだ。

本日は週末のNY市場で米4-6月期GDP速報値が発表され注目が集まる。
前回の1.4%から2.6%へ大幅上方修正されると予想される。
ドルが売られた後だけに予想通りかそれ以上の結果を示せば再びドル買いに反応してくるとみる。
市場は米国の物価動向次第で年内利上げの可能性が後退するとの見方があり、次のFOMC会合のある9月までは思惑が先行しやすい。
依然としてトランプ政策や政権への不透明感がドルの上値を抑える中で、短期的な取引中心の相場展開が続きそうだ。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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