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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

午後6時半ぐらいに112.419まで上がっていたドル円が112.30レベルまで下がってECBを迎え、午後8時45分、市場予想通り据え置き発表で1.1479までユーロドルが緩みました。
連れてユーロ円も128.80まで下落。
ドル円も連れて112.15近辺まで緩んでその後ドラギ総裁発言でユーロドルはジリ高へ。

量的緩和の来年以降の方針を「秋に議論する」と発言したことで、ECBの量的金融緩和縮小が近く始まると受け取った参加者がユーロ買い戻しへ動き1.1659まで噴き上がる展開に。
ドル円は112.33まで戻した後、午後10時からドル売りが強まり午前0時半ぐらいには安値111.48まで下落。

ドラギ発言では、ユーロ高を冷やすような内容が含まれているのではとの思惑から事前にポジション調整が起きていましたが、出なかった事で余計ユーロの買い戻しに繋がったと言えます。

更にモラー特別検察官がトランプ米大統領のビジネスまで捜査範囲を拡大するとの報道から、米10年債利回りは一時2.236%まで低下しドル売りに拍車をかけました。
その後米10年債利回りは一時2.27%近辺まで切り返して上昇、ドル円も112.03レベルまで買い戻しが入って111.90引けとなっています。

111.935までシドニーで買い戻されましたが、依然として戻り上値は重たく方向は戻り売り。
ユーロドルの流れは通貨高に対する懸念発言は怖いものの、1.1479で切り返した事で考えていたよりも調整は深くなく、再びジリ高に推移する可能性が高まったと言えます。
ドル円は112円台前半を戻り売りしてストップは112.45-50で。
利食いは111.50以下でイメージしてみたいです。

本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本    前週分対外対内証券売買契約等の状況
21:30  カナダ   6月消費者物価指数
21:30  カナダ   5月小売売上高


昨日は日欧の金融会合が開かれドル円、ユーロドルともに上昇。
しかし、NY市場ではトランプ大統領への疑惑の高まりからドルは全面安となるなど荒っぽい動きとなった。

東京時間に行われた日銀政策会合においては予想通り物価見通しを引き下げ、物価目標も1年先送りした。
通常であれば追加緩和を実施するものだが日銀は政策金利据え置きを決定。

しかし、ドル円の売りは見られず寧ろ底堅い動きとなった。
一部でテーパリングについて言及するのではといった見方があったためだ。
欧州時間に開かれたECB理事会では政策金利据え置きを決定するとユーロ売りも見られた。
その後のドラギ総裁記者会見では「きわめて大規模な金融緩和が必要」とし、今後も緩和政策継続姿勢を示すなど市場の過度な期待を抑えるような発言がみられた。

一方、最近のデータは経済の強さを確認するものとし、量的緩和縮小については秋に議論すると発言。
市場は来年からテーパリングをスタートするとの見方が強まりユーロが上昇。
日欧の金融政策の違いからユーロ円は大きく上昇した。

しかし、NY時間にモラー特別検察官がトランプ大統領のビジネスに捜査を拡大しているとの報道がされ、ドルは全面安となった。
ただ、トランプ疑惑はこれまでも何度もあったことから市場の反応は一時的となりその後は買い戻しが入るなど荒っぽい動きとなった。

今週に入りオバマケア代替法案が断念されたことや、政治リスクの高まりからドルの上値が抑えられた。
しかし、好調な住宅指標、堅調なNY株式市場や原油市場の高まりからリスクオンの動きも見られる。

トランプ政策や政権への不安が燻ぶるものの、世界的な緩和政策の転換が始まる中で日銀だけが今後も緩和政策の継続姿勢を
示したことで今後も円安の流れは継続とみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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