PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

今、高値は106.784まで。106.95、107.10で戻り売り。
ストップは107.25で。
利食いは106.40以下106.20ぐらいをイメージしますが、実需の買い下がりがきつい場合にはしっかりと利食い千人力で回し、戻り売りを図る方針としたい。

本日もよろしくお願い申し上げます。


<本日の為替相場のポイントと予想>

先週末に発表された米5月雇用統計はまさかの結果となり、FRBの早期利上げ期待は後退した。
米雇用統計は非農業部門雇用者数が3万8000人増と予想の16万人増を大きく下回った。
米国大手通信会社ベライゾンのストライキと重なり3万5千人が失業として取り扱われることから、一部では数字にブレがあるとの見方もあった。
また、悪天候による就業不能となった人数も前月より3万人増加した。

しかし、それらを除いても余りにも減少幅は大きい。
一方、失業率は4.7%と前月の5.0%から0.3%も低下したが、労働参加率の低下によるものとみられ市場の反応は限られた。
結果的にドルは全面安となり、ドル円は106円台半ばまで下落した。
市場はこの結果を受け、FRBの早期利上げは難しいとの見方が広がったことで安全な米国債や円などに資金をシフトさせた。

一方、株式市場は早期利上げ期待が後退したにも拘らず三指数ともに下落。
米国経済への懸念が金利低下の期待を上回った。

先週はサミットが終了し新たなアベノミクス期待などが一時的に高まり円安に傾くかと思われた。
しかし、消費増税先送りなどで材料出尽くしとの見方や、海外勢はアベノミクスの失敗といった見方が広がった。

また、日銀審議委員が追加緩和に対して否定的な見方を示したことなどから円高に傾き始めていた。
そこに、今回の雇用統計の悪化による米利上げ期待の後退でドル安がドル円を更に押し下げた。

今週は月曜日にイエレン議長の講演があり、この雇用統計の結果をどう受け止めるかに注目が集まる。
次回6月の雇用統計が予想以上の雇用者数増加となれば7月利上げの可能性は辛うじて残ることになる。
悲観的な見方が一気に進んだことで、次に利上げ期待が高まる時には今回と全く反対の動きになるだろう。
それまでは思惑などで不安定な動きが続く中で、今週のドルの上値は限定的とみた方がよさそうだ。




みんなのFX

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!

| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

FX係長 FX係長