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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

ドル円は急騰しないまでも底堅く推移するとイメージ、113.70-65以下、113.50にかけて押し目買い場探し。

113.35以下でストップ、利食いは114.18-23でイメージします。



<本日の為替相場のポイントと予想>

先週末発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が24.2万人と予想の19.5万人を大幅に上回った。
また、過去2か月分も3万人の上方修正がされるなど、雇用改善の動きが確認されたことでドルは上昇。

一方、平均時給が-0.1%と予想の+0.2%を下回ったことでドルは押し戻されるなど、発表後の為替相場は乱高下。
しかし、最終的に株式市場は上昇し、米長期債利回りが上昇するなど、リスクオンによる円安の動きが強まった。

結果的には、賃金の伸びは懸念されるものの全体的にみると雇用の改善があらためて確認された。
また、原油価格も1バレル36ドル近くまで上昇し、中国株式市場も堅調な地合いが続いている。

年初からの相場乱高下の要因でもある原油価格の下落や、中国景気減速懸念が後退。雇用拡大による米国経済の不安も後退するなど、市場全体に安心感が広がり始めている。

この楽観的なセンチメントが今週も継続されるか、米経済や中国、そして原油価格や各国金融政策の行方に注目が集まる。

先週末から始まった中国全人代では市場安定に向けた景気対策などがどこまで打ち出されるか注目。
先週は株式市場に中国当局が介入し、人民元の基軸レートの切り上げを行うなど、市場安定に向けた動きが目立った。
G20での効果といえそうだ。

原油価格も20日にロシアとOPECの原油安定協議が決定されるなど、安定した動きがみられる。
これらの結果を受け、株式市場全体も落ち着いた動きに変わり始めている。

また、海外要因による米国経済への影響が懸念されたものの、ISM製造業・非製造業景況指数や、雇用統計などに改善が示された。
これにより、FOMC会合での利上げ観測が再び浮上する可能性も出てきた。

しかし、原油や中国経済などの不安が完全に払しょくされたわけではない。
ちょっとした材料で市場のセンチメントが再び悲観的になるリスクも抱える。

今週はECB理事会が開かれる。
市場は大胆な追加緩和を期待したユーロ売りが既に進んでいる。
その期待に応えられない場合にはユーロの買い戻しが強まる懸念も残る。

その他にも、豪ドルやカナダドル、そしてポンドといった資源国通貨の買い戻しがどこまで続くかで、クロス円の動きにも影響を与えることになる。
相場の潮目に差し掛かっているとみるが、これが継続するか注目される。




 小林氏のさらに詳しい売買ポイントは、下記FX会社の取引画面から確認する事
  ができます。


 

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